映画レビュー/概要

178本目 X-MEN アポカリプス/X-Men:Apocalypse
2016年
監督:ブライアン・シンガー
主演:ジェームズ・マカヴォイ
評価:★★

世界最初にして最強のミュータントであるエン・サバ・ヌール(アポカリプス)が現代に復活。
世界を滅ぼそうとするが、X-MENがそれを阻止しようと立ちはだかる。

※ネタバレを含みます。鑑賞後に御覧ください。


なんで……なんで……

前作、『デイズ・オブ・フューチャー・パスト(原題)』はめちゃめちゃ面白かった。
リピートして観るくらい面白い映画であった。
前作が面白かった期待から、今作への期待が膨らみすぎてしまったのか。

いや、面白さに欠けると思える要素は間違いなくある。

・チャールズとエリックの喧嘩はもう散々見た!最後の仲直りには違和感があるでしょ!?
・ストームとサイロックを敵側で出したせいで違和感しかない
・アポカリプスがそんなに強くない
・『ジェダイの帰還』をディスってるけど(作中で)、そのせいで自虐ネタになっちまったじゃないか!!
・ミスティークがリーダーっぽくなってるけどこれじゃない感半端ない

やっぱりいいのはクイックシルバー

前作の代表的シーンで挙げられるのは、間違いなくクイックシルバーだろう。
今作も漏れなく彼の活躍が見られる。
それを見せときゃいいみたいになってるけどそんなことはない。

俺達はもっとX-MENのドンパチが観たいんす!!!

戦闘シーンが無いってことはないけど、格ゲーしてんの君ら?ってくらい戦闘してくれた方が嬉しい。
ヒーローとヴィランが戦ってこそヒーローものの映画なのだから、だらだらとアポカリプスがスカウトしているのを見せられても困る。

これでX-MENシリーズは本当に終わってしまうのか……?



「奴らがまた来たらどうするんだ?  --エリック」
「学園を荒らそうとする者たちを憐れむよ。  --チャールズ」

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