133本目 呪怨2 劇場版
映画レビュー/概要
133本目 呪怨2 劇場版2003年
監督:清水崇
主演:酒井法子
評価:★★★★
呪いの家に入った者たちが呪われる、『呪怨』シリーズ四作目。
劇場版の続編であり、この作品で一旦の完結となる。
その後、スピンオフに近い別作品や、明らかにビデオ版と劇場版の方が評価の高い残念リブートなどが出てくるが、それはまた別レビューをしております。
予告編からして怖すぎて苦情殺到
テレビの予告編すら怖すぎて苦情が来るという珍しい映画。実際に怖い。当時中学生になったばかりの鳴海を恐怖のどん底へ叩き込む程、呪怨というのはホラー的威力の高いものであった。
『リング』で貞子がトラウマになった鳴海は、もれなく『呪怨』でも伽椰子がトラウマになったのである。
残当。
今でもその予告編を観るだけでぞっとする。
あの声を聞くだけで恐怖が蘇る。
この記事を書いてる時ですら思い出してはヒヤッとするのだから、伽椰子というのはそれほどまでに恐ろしい存在なのである。
ちょっぴり悲しくなるシーンすら、恐怖に飲み込まれる
前作と密接に繋がっている続編ということで、前作に関わりあるキャラクターも登場する。犠牲になった家族も呪いの連鎖に巻き込まれることとなり、次々と被害者が増えていく。
今作では家族の愛すら呪いに飲み込まれる。
というか、呪怨は何者にも阻まれない。
関わった時点で死が確定している。
今作もトラウマ要素たっぷりなシーンが非常に多い。
トイレに逃げ込んだと思ったら伽椰子が思いっきり上から覗き込んでたり、お得意の時空湾曲を披露したりと、怖がらせるのに余念がない。
善良な人も、視聴率が欲しいだけのテレビマンも、単純に家で寝ていたお母さんも、皆犠牲になっていくのだ。
夏の夜、観たことが無い人は是非この恐怖を味わってみて欲しい。
「絶対にあの家に行っちゃダメだよ」
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