121本目 ロミオ+ジュリエット/William Shakespeare's Romeo + Juliet

1996年
監督:バズ・ラーマン
主演:レオナルド・ディカプリオ
評価:★

モンタギュー家の一人息子であるロミオは、ロザラインという女性に思いを馳せていた。しかし、敵対しているキャピュレット家でパーティーに参加した際に、そこで出会ったジュリエットに一目惚れしてしまう……。

という、なんとも原作めいたストーリーなのにそれを現代にそのまま持ってきているからなんとも言えない仕上がりに。

オイ!!!



時代が違うのにそのままにしたら変になるってわかるでしょうよ!!

名台詞、行動、オチまで全てそのまま(※ただし、現代)。

えっ?って思う人も居るでしょう。
いや、本当なんです。

ウィリアム・シェイクスピアのロミオとジュリエットを丸々読んだことはありませんよ。
でも、どう考えたってキャラも台詞も浮いてる。

似合わないシーンのオンパレード。
そして現代なら少しほうれんそうさえしっかりしていれば何も事件になるはずもなかったストーリー。
そりゃ鳴海も怒ります。

演技は素晴らしいという評価が多くても

女性が観ると、「レオ様~♡」になるらしい。
鳴海は男ですのでそうなるはずもなく。

いや、確かに彼の演技は素晴らしいとは思う。もちろん、そこをどうこう言うつもりもない。
好きな演者が出ているだけでその作品自体の評価を上げてしまうことも鳴海の中でもある。

とはいえ、この作品のもどかしさ、紛らわしさ、めんどくささがどうしても目につく。

普段から”ロマンス”というジャンルで映画を観ないせいでそういう視点になってしまうのだろうが、どうにも落ち着かない。

そこをどうこう言ってもファンの人を逆撫でするだけかもしれませんが。

レオ様の演技”は”良かったです。以上。



「どうしてあなたはロミオなの?  --ジュリエット」

#鳴海の一人でキネマ
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