101本目 アパートメント:143  EMERGO/APARTMENT 143

2011年
監督:カルレス・トレンス
主演:カイ・レノックス
評価:★★★

妻の死をきっかけに怪奇現象に悩まされる家。
彼らを助けるべく訪れた科学者チーム。
そこで見た”恐ろしい”出来事の正体は……。





POVホラーの中でもオススメできる

予告編からして怖いでしょう?
散々量産されて作られ続けたPOVホラーも、ここまで怖くなれるのであればあってよかったなって思えますよ。

だってよくある量産型POVホラーって

・ブレブレのカメラ←よくわからない。暗い。見にくい。
・出演者が叫んでいるだけで幽霊が見えない←低予算のためそんなところにお金使えないもんwww
・ストーリー?ドッキリさせればいいんでしょ←怖くない。本末転倒。

こんな感じの作品が沢山ですからね。
まぁ、ブレアウィッチやパラノーマルで分かったことは、低予算で映画作るならPOVが簡単でお手頃だってことですから、それにあやからないのは勿体無い。
むしろ、視聴者もそういうドッキリを望んでいるならば作ってやろう!
という姿勢は別に否定しません。

であれば、今作のように恐ろしいと思える作品を是非とも作っていただきたい。


最後の最後まで気を抜けない

登場人物の過去を掘り下げていくと明らかになる真実。
それに伴って恐ろしくなる霊障。

どんどん過激になっていく恐怖。

ドッキリさせるシーンがあるのは海外ホラー特有のものなので、そういったものが苦手な方にはオススメできない作品です。

誰かと一緒に居るなら観られる!ということであれば、是非とも鑑賞あれ。

鳴海は一番最後のシーンで「ヒィ…」ってなりました。



「妻が亡くなってから数ヶ月後。家で奇妙なことが……。  --アラン」

#鳴海の一人でキネマ
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