131本目 呪怨 ザ・ファイナル

2015年
監督:落合正幸
主演:平愛梨
評価:★★

呪いの家に入った者たちが呪われる、『呪怨』シリーズのリブート。
『呪怨 終わりの始まり』の続編。




呪怨最終章だけど、本当に終わり?

家が無くなっても、呪いの連鎖は終わらない。
あのユーチューバーとして有名な『ヒカキン』が登場することでも有名な今作。

襲われる人に感情移入することも特に無く、エンディングの伽椰子もそう怖くない。
というか、アメリカの方のホラー映画のバケモノみたいな扱いをされているのがほんっとうにダメです!
そういうキャラじゃないでしょうよ伽椰子は!
口がエイリアンみたいに開いて血みどろな感じじゃ逆に怖くないんだよ!!

ホラー(物理)な側面はあるけど、何故か時空を歪ませられる上に、周りにある神様仏様にお祈りすることさえ許されない状況下を作るのが伽椰子なんだよ!!

ビデオ版くらいとんでもない状況改変してくれてもいいじゃないか!!

前作同様、俊雄推し

リブートの主たるキャラは俊雄であって、伽椰子は二の次に近い感覚がある。
それもこれも設定変更によるものであるが、俊雄は置物でいいのである。
別に主役級に躍り出る必要は無くて、本当に恐ろしい出来事の前触れだっていう前座の役割さえ果たしてくれれば別にいいのだ。

だが今作も主役級。

ザ・怖くない。



「終わりは……無いのよ……。  --生野結衣」

#鳴海の一人でキネマ
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