142本目 貞子VS伽椰子
映画レビュー/概要
142本目 貞子VS伽椰子2016年
監督:白石晃士
主演:山本美月、玉城ティナ
評価:★★★★
禁断の対決。
Jホラー最恐の『リング』と『呪怨』が激突!
誰もが想像し得なかった作品がなんと誕生!
最恐のラストを見逃すな。
夢の対決が実現!
鳴海の2大ホラートラウマがなんと夢の共演!対決って言ってもどうするの?と思っている方、心配されている方、安心して大丈夫です。
前半は完全にJホラーしてくれます。
双方の怖い部分をしっかりと描写した上で、2人の対決が観れるという最高のシナリオ。
それだけではなく、白石監督らしいキャラクターが登場することで、印象的な台詞やシーンも盛り沢山。
こんなに楽しみながら観られるホラーもそうそうないですね。
観たこと無い人は絶対にチェック!
ホラーとエンターテインメントを半々に
まずは貞子サイド。呪いのビデオのルールが本家と違ってちょっと短いのはご愛嬌。
(※本当はビデオを観てから7日後に死ぬが、今作はたったの2日!)
あれです、コラボ作品になると威力が増すのは格ゲーも映画も同じってことです。
Jホラークイーンとして名高い貞子の怖さをたっぷりお届け。
それと同時並行で、伽椰子サイドがスタート。
俊雄も見せつつ、完全に呪怨。普通に怖い。ハリウッド版の三作目よりこっちの方がよっぽど怖いし呪怨してる。
と、前半はそれぞれの陣営がどのように呪い殺すかを披露する場面に割かれます。
正直早く対決が観たい!と思いつつも、双方の怖い部分を観られたのは非常に面白かったですね。
さぁさぁ、いよいよ後半戦。
伽椰子の家に入りだした当たりで、白石監督らしいアイテムを出しつつ話を進める演出は最高でしたね。
対決が始まってからのシーンが少なかったのはちょっと残念ですけど、そもそも対決するって言ったって難しい2人ですから。ある意味妥当ではあったと思います。
こういうコラボものでよくあるのが、対決しても引き分けで終わる、というものですが、今作はその予想をある意味当てて、ある意味外して来ました。
まぁ、それについてはここに記載しません。是非とも観て下さい。
このように、前半はJホラーを堪能して、後半はエンターテインメント性を大プッシュという非常にバランスのいい構成。
映画館で観た鳴海としては、普通に前半怖かったので勘弁してくれって気持ちでしたけどね(笑)
純粋にホラー映画を見ようと思って観るもんじゃありません。というか、対決ものなんですから、ポップコーンとコーラが進む映画になってればいいんですよ。
怖さを求めるのは、サッカースタジアムで野球見せろって言ってるのと同じような気がします。
ようやくこの作品のレビューができたことを非常に嬉しく思います。
本当に面白い作品ですので、是非ご覧あれ。
「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ。 --経蔵」
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