96本目 JIGSAW ジグソー/Occhi di cristallo

2004年
監督:エロス・パグリエリ
主演:ルイジ・ロ・カーショ
評価:★★

連続殺人事件と女子大生ストーカー事件が交錯し、サスペンス的なごにょごにょな展開になっていくのだが。。。

またこの話をしなければならない。

邦題に騙されるな!!!!!




『SAW』はまったく関係ない


猟奇殺人事件が起きてるってだけで、別にジグソウさんが出てくることもない。
それっぽい要素も特に無い。

つまり、邦題を付けた会社に問題があるだけ!!

ヒット作品にあやかりたいのはわかるけど、ここまで紛らわしい題名付ける必要ある??
それに最新作の『SAW』は『JIGSAW』ってタイトルになっちゃったから尚更混乱する。

えぇい、いつまでこの邦題について叫び続けなければならないのだ……。

もっと言うと、このジグソーという邦題はシリーズ化されてしまい(ストーリーに繋がりは無いというのに)、副題が別についた作品が数多くある。
皆さん、お間違いにないようお気をつけて。

女子大生とすぐそれ

刑事と女子大生がいい雰囲気になる今作。
被害者とそんなお関係になるなんて軽率すぎでは??
いや、確かに美人かもしれませんけど、流石に……。

事件の方はいたってシンプル。
殺した人物達のパーツを1つ1つ繋ぎ合わせて1つの模型(?)を作ろうとしている犯人。
だが、それにしちゃ犯人に辿り着くまでの工程が曖昧でわかりにくい。

しっかり犯人だってわかる道筋も特に無い。

とりあえずきっちり締めてはいるからそんなに批判しすぎるものではないけれども、もう少しサスペンス性か犯人を濃く描くようにした方が良かったのでは?
と思わざるをえない。




#鳴海の一人でキネマ
#ジグソー