111本目 ホワット・ライズ・ビニース/What lies Beneath

2000年
監督:ロバート・ゼメキス
主演:ハリソン・フォード
評価:★★★

遺伝学の教授ノーマン・スペンサー博士と妻クレア。
娘を大学に送り出した2人だけの生活。

ある日、家の中で奇妙な出来事が起こり始める……。





ホラーとサスペンスの織り交ぜ

序盤は仲睦まじい夫婦の描写。
隣人によりその生活が徐々に歪み、ホラーな展開へ。

「なんだ、いつものホラー展開じゃないか」
と思いつつも、流れは予想外な展開に。

ただ怖がるだけのホラー映画ではなく、エンディングに向けて明かされていく真実が、本当の恐怖を呼び寄せることとなる。

良い人に見えてもそれは見た目だけ

主人公たちの隣人も、主人公らも良い人に見える。
この作品に限ったことではないが、良い人が最後まで必ず良い人とは限らない。

こういった作品では、そういう人達にこそ疑問を抱くことが必要かもしれない。
現実でそれやりすぎるとただの人間不信なので要注意ですけど。

一口に”怖い映画”と言っても表現方法は様々。
この映画はその最たるもので、幽霊で驚かせるばかりがホラーではない。

誇張する程驚いたエンディングではないが、「あー、そういう……」と納得はするものである。
この映画は反面教師になるので、心当たりがある人は気をつけましょう。



「行方不明の女性……。  --クレア」

#鳴海の一人でキネマ
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