映画レビュー/概要

158本目 ひきこさんVS口裂け女
2011年
監督:永岡久明
評価:闇に喰われろ

現世に蘇ったひきこさんと、現代で悪霊と化した口裂け女2人が対峙する…!

あれ、ひきこさんVSこっくりさんより前だったのこれ。




バケモンにはバケモンがやっぱりぶつかるスタイル

こっちの方が先ってことはいいですよ。
でも、『ひきこさんVSこっくりさん』での、ひきこさんの登場の仕方がまったく同じじゃないすか!!!
忘れられてたけど、結局思い出しちゃったっていう設定。ひきこさん自体がそうしないといけない存在だってのはわかるけど、女子高生の下りも同じようなもんだし、相手方はそんなに強くないってのも同じ。

よく見たら監督同じ人だし、同じSEだし、同じBGMだし。

なんてこったい。

それよりもっとツッコミを入れたいことがある

「わたし、綺麗?」って聞いてくる口裂け女は有名だが、主人公の親父の愛人が悪霊化して口裂け女になったって設定は始めて聞いたよ。
ていうか、愛人って……。
それも病院に監禁してたって、どんなヤンデレ医者ですか。いや、ただの変態かも……。

ホラーの展開の前に笑ってしまいますよこれは。
そして、対戦してみるとめっちゃ弱い。
ひきこさんが強すぎるのか、悪霊化した口裂け女の力がまだ覚醒していないのか知らなけれども、とにかく弱い。
愛する娘(愛人の)を守るために戦う姿には涙無しでは見れませんでしたね。

というより、この映画で2時間失ったことに対する涙かも。



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