113本目 フェーズ6/Carriers

2009年
監督:アレックス・パストール、ダビ・パストール
主演:クリス・パイン
評価:★★

致死率100%のウイルスが蔓延し、崩壊してゆく世界の中で逃避行を続ける一行の様子を描く。

※ゾンビ映画やホラー映画ではありません。





予告を観ててっきり

致死率100%のウイルスが蔓延した世界。
そんな設定を聞いたら当然浮かんでくるイメージといえばゾンビ映画。

予告を観てもそれっぽいドッキリシーンがあるから、またいつものゾンビ映画か。
と思って観賞してみると全く違う。

序盤から安全な地を探す一行。
彼らは道行く人も感染しているかが気になって、助けようにも助けることができない。
そのうちメンバーの中でも感染者が出てきて……。

という流れ。

これ以上も以下も無いので、特に語ることなし。

一番怖いのはいつもの

まぁ、これまたテンプレになりますけど、ゾンビ映画だろうがなんだろうが、人類が窮地に陥ると、出て来るのは人間の本性。

優しかった人物も自分が生き残るためになんでもする。

そんな様子が醜く描かれるのがこの手のパンデミック作品。

実際に、現実でもこうなったら本当にそういう風になるんだろうな、とは思います。

幽霊よりも、ゾンビよりも、怪物よりも怖いのは人間。

それを教えてくれるのはいつも映画。

これを胸に刻んで、日々の生活を送っていきましょう。



っていう、映画です。



「何がなんでも俺は生き残るぞ」

#鳴海の一人でキネマ
#フェーズ6