95本目 エイリアン・パンデミック/ISOLATION

2005年
監督:ビリー・オブライエン
主演:ジョン・リンチ
評価:★

遺伝子操作によって生まれた牛から生まれた”何か”。
別にエイリアンでもなんでもないそれが、平和な農場の人々を襲う。

という、パッケージと邦題に騙されてはいけない一作。




エイリアン要素無いのに邦題に付けるな!!!


↑このパッケージを傍目で見た何も知らない良い子は「あれ、エイリアンと関係があるのかな?」と思ってしまう。
映画好きな我々が見たら「出た。低予算のなんかだ」とパッケージ危機管理能力が働き、絶対にこの映画は観ることが無いだろう。

鳴海にその能力が備わっていないということは絶対にない。
わかった。
この映画は絶対に”ヤバイ”やつだ。

こうして鳴海は、その実態を確かめるべくいそいそとレンタルしたのである。

するとその内容は、

エイリアンと関係無し!
宇宙人なんて居ないでしょ!!
このパッケージっぽいやつなんてほぼ居らんやんけ!!!

案の定激おこである。

こんなエイリアン3そっくりなパッケージしてたら騙されてしまう無垢な人も出てきてしまうでしょう。
アカンですよ。

肝心のモンスターは…。

低予算映画のあるあるですが、人を襲うモンスターは画面が暗すぎてよくわからない。
その粗を隠すための手法であるが、見れないにもほどがある。
画面で何が起きているかよくわからない。
とりあえず人は襲われているんでしょうけれども。

よりによって農場で事件が起きちゃうから、あまり危機感が無い。
襲われるのは一部の人だし、脱出できないこともない。だってだだっ広い農場ですよ?頑張れば逃げれちゃいますからね。
そう考えると怖くない。

『エイリアン』のように、閉塞的な場所であればもっと怖かったんですけど。
実際それっぽい場面はありますけど、うーん……。

まぁ、そんな感じです。




「助け、て……。  --メアリー」

#鳴海の一人でキネマ
#エイリアン・パンデミック