148本目 シャークトパス
映画レビュー/概要
148本目 シャークトパス/SHARKTOPUS2010年
監督:デクラン・オブライエン
主演:ケレム・バーシン
評価:★★
アメリカ海軍が極秘で実験を行い誕生させたサメとタコの融合体、シャークトパス。
生体兵器として利用するため、機械によって自由に操作可能であったが、不慮の事故によりシャークトパスに取り付けていたコントロール装置が外れてしまう。
人間を見境なく襲い始めるシャークトパスを、止めることができるのか。
なんと、面白い要素がしっかりあるではないか
前回までの、映画に模倣しようとした映像約2時間に比べることすら本当は失礼に値するかもしれないのだが、今作はエンタメ性が非常に高い。・いつもであれば犠牲になるはずの金髪美人が生存ルートを辿る
・サメとタコを融合させた米軍。何か起きないはずがない。
これだけの要素が揃っていれば十分楽しめる。
楽しめない人が居たとしても、最後まで”観られる”ようになっているとは思いますので、B級サメ映画としては及第点をゆうに超えていると言っても過言ではないでしょう。
アメリカじゃ人気のモンスターらしく
シャークトパスグッズが意外と多いらしい。人形やらなんやら。
ちなみに鳴海は1mmたりとも欲しいと思わないけど。
人間の作ったバケモノが大暴れする映画と言えば、キングオブモンスターであるゴジラが代表中の代表。
彼を筆頭に、それらしい映画は古今東西沢山作られてきた。
設定やその見かけ、生い立ちや登場人物が全て違っても、そのバケモノが暴れているだけでエンタメ性が確立できるあたり、モンスター映画というのはある意味ハードルは低いものだと言えるかもしれない。
それをサメとタコの融合体で作ったというのだから、別に観れない映画にならないわけが普通はないのだ。
最低限暴れるシーンは全て見せてくれるし、犠牲要員である人たちもしっかり準備される。金髪美人も居る。
これ以上求める必要はない。
一つの映画というジャンルに入っている。
前回までの映像に対して怒りすぎたせいで、シャークトパスに寛容な気もするが、実際そこまで悪く言う内容じゃないのだから、こういう甘口めいたレビューになる。
別に、鳴海の感性がおかしくなったわけではないのである。
「愛している……。 --ブルーウォーター社員の偉い人」
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