映画レビュー/概要

2000年
監督:清水崇
主演:柳ユーレイ
評価:★★★★★

家に入った瞬間呪いの連鎖が始まる。
呪怨シリーズ第一作目。オムニバス形式語られる、というのもここから。

最恐は、ここから始まった。



貞子と対することができるのは、彼女だけ

ビデオ版ということで、劇場では未公開であったホラー作品。
しかし、あまりの怖さにその話題は瞬く間に広がっていった。
そこから劇場版が作成されることになる。

観客が引くほど霊を出す、という監督の意向により、伽椰子はいいだけ画面に登場する。
そんなに出てこなくていいのに……と思うくらい、本当に沢山出て来る。
いいだけその怖い顔を近づけてくる。

本当にやめて……。

心臓を掴まれるような怖さ

監督の意向で散々画面上に登場することになった伽椰子。
そりゃ、そんだけ出れば怖がることもなくなるんじゃない?って思う人も居るかもしれない。
そんなことはないんです。
怖いものは怖いんです。

鳴海が一番心のなかで叫んだのは、階段をじりじりと降りてくる伽椰子です。
勘弁してほしい。

見たくもないその顔をどんどんこちらに近づけてくるんです。たまったもんじゃありません。

低予算ということもあり、ド派手な仕掛けのようなものは特に無いです。
出て来る場面も基本的に同じ家ですし。

でも、日常でありふれた場所に登場することほど怖いものはありません。
実体験に近い形を画面内で繰り広げてくるもんですから、怖いに決まっています。

押入れの中に引きずり込まれるシーンとかもやってられません。
怖いに決まってるじゃん(涙目)

ここから始まる呪怨。

関わる人は、皆死んでいく……。



「小林くん……。」

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