【ネタバレあり】20本目 ソウ3 │ 氷漬けだけはご勘弁を
映画レビュー/概要
20本目 ソウ3/SAW 32006年
監督:ダーレン・リン・バウズマン
主演:アンガス・マクファーデン
評価:★★★★
※一部ネタバレアリ!
3作目ということで、構図は更に多様化。
残りの命が後僅かになったジグソウが仕掛ける最期のゲームとは?
あー、ジグソウ死んじゃうからなー。 もうシリーズラストかなー(棒読み)。
目次 |
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・個人的に一番目を背けたくなる |
・人間関係を絡め続けていくジグソウパズル |
・一つの区切り |
個人的に一番目を背けたくなる
『ソウシリーズ』はグロい!という声が多い中、個人的にシリーズ中一番グロいと思われるのがこのソウ3。今までのシリーズだって散々酷い目に遭わせてきたもんですが、今作は非常に業が深い。
一番の見所(鳴海のグロシーンベスト)は、歯車によって四肢が捻じ曲げられ、最後は首もゴキャッ。
あれは観ていて自分の身体がよじれるレベルでした。ホラー映画じゃないのに目を細めてしまうのも中々ないです。
目隠しされた状態で歩いたりするのは可愛いもんですが、更に印象的なのは氷漬けにされて死んでしまうシーンですよね。
目隠しされた状態で歩いたりするのは可愛いもんですが、更に印象的なのは氷漬けにされて死んでしまうシーンですよね。
鳴海の周りでも、結構そのシーンが印象に残っている人は多いようです。
札幌市在中である身として考えてみると、寒い中水をぶっかけられて死ぬなんて考えたくもありません。4DX鑑賞じゃなくて良かった……(※当然死ぬわけありませんよ)。
2の火炙りにされるシーンも中々に応えたんですけど、3作目がシリーズ中一番おぞましいです。
映画を観るときはいつも頭を空っぽにして観ようと努めるので、最後はどうなるか?というのは極力考えないで観るようにしています。
観ているシーンによって大体想像が付いてしまう時もあるんですが、サスペンスだったりスリラー系の映画はオチがわかってしまうと、その映画自体の魅力が半減してしまうため、できる限りシャットアウトしています。
人間関係を絡め続けていくジグソウパズル
映画を観るときはいつも頭を空っぽにして観ようと努めるので、最後はどうなるか?というのは極力考えないで観るようにしています。観ているシーンによって大体想像が付いてしまう時もあるんですが、サスペンスだったりスリラー系の映画はオチがわかってしまうと、その映画自体の魅力が半減してしまうため、できる限りシャットアウトしています。
特撮ものや、パニックもののハッピーエンドを想像できる映画はそれまでの過程におけるド派手なシーンや、そのジャンルごとにある”ノルマ”(←例えば、ゴジラが街を破壊したり、熱線を吐くなど、無くてはいけないシーンのこと)を達成しているかどうかが一番の鍵ではないでしょうか。
さて、ソウと言えば、序盤は少ししか与えられていない情報から、次々と真実が明かされていく知識の爽快感が醍醐味。
劇中の人間関係も同じで、実は関係無いと思われていた人物につながりがあることが判明していきます。
ソウ3も、様々な人間たちが一つの物語を形作っていくので、グロい部分以外もめちゃめちゃ重要です。
・ジェフ…息子を無くした悲しみから逃れられない父親。彼を軸に物語は進んでいく。そして、終わらせるのも彼。
・エリック…前作の主人公。彼が失踪したことにより、同僚たちが動くことになる。今後の展開に大きな影響を及ぼす。
・リン…優秀な医者。ジグソウを延命するように言われる。彼女がとある人間と繋がっているというピースは、観ていて気づかなかった(-.-;)
彼らを基に、次々と話は展開していくわけですが、今回は3作目らしい様々な絡まり方をしたエンディングでしたね。
過去作を繋ぎつつ、改めて4作目以降の伏線を残し終了。
いつもの楽しみを残しつつ、苦々しい終わり方です。
今回はジグソウさんがおつってしまうことによって、一つの区切りとなりました。
一つの区切り
今回はジグソウさんがおつってしまうことによって、一つの区切りとなりました。それから一体どんな方向に進んでいくかというと、別キャラクターによるお粗末さが見え隠れするとんでもない発展をしてしまうわけですが、それはまた別の機会に。
それにしても、よくまぁジグソウさんはあの手この手をしっかりと仕込んでは成功させるプロですよね。
ここまでの手口を長年に渡って形作れるのはジグソウだけ。
他の殺人鬼も少しは見習って欲しいところ(もちろん映画内の)。
「私は君を試した。 --ジグソウ」
#鳴海の一人でキネマ
#ソウ
「私は君を試した。 --ジグソウ」
#鳴海の一人でキネマ
#ソウ
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