94本目 セブン・ナイト・イン・アサイラム/7 NIGHTS OF DARKNESS

2011年
監督:アレン・ケロッグ
主演:アレン・ケロッグ
評価:★★

テレビの企画で、精神病棟に7日間滞在することになった若者たち。
その廃屋で1つ、また1つと指令をこなしていくと賞金が貰える。

しかし、次々と不可解な出来事が起こりはじめる……。



テンプレPOVを踏襲

ホラー映画のPOVは腐るほど存在しておりますが、こちらの作品もそのうちの1つ。
良く言えば、外れることはそうそう無い。
悪く言えば、見飽きる程見た展開。

POVのカメラワークによるドッキリを見て驚くかどうかは、怖いものが好きかどうかに激しく左右される点になりますので、驚かない人にとっては何も面白くない。
それを言ってしまってはホラー映画全般そうだと思われがちですが、そんなことはない。
POVホラーは言ってしまえばジェットコースターみたいなもの。
そのスリル1つのために作られただけと言っても過言ではない。

ちなみに鳴海は、この作品におけるスリルを、ある程度は楽しんだ。


夏のホラー向けではある

低予算POVなので、予測し得る内容ではあるが、夏の夜の暗がりに一人で観る分には怖がることはできた。
ホラー映画を散々観てきた鳴海がある程度驚けるのだから、怖いもの好きな方であれば一見の価値はあると思う。

ただ、期待はあまりしないこと。
「ギャー!」「わー!!!」っという声をあげるのは観ている人ではなく、画面の中の登場人物達がひたすらやってくれるから、それをポカンと観ているだけで終わってしまう人も居ると思うが、そこはご愛嬌。

だって、それがPOVホラーだもの。




「人形かよ。ビビった……。」

#鳴海の一人でキネマ
#セブン・ナイト・イン・アサイラム