120本目 シティ・オブ・ザ・リビングデッド/CITY OF ROTT

2006年
監督:フランク・スドル
主演:フランク・スドル
評価:★★

人をゾンビ化させる寄生虫によって、ゾンビだらけになった世界。
そこで一人、なんとか生き残ろうとする老人が。

なんともシュールなゾンビアニメ映画。




非常にシュール

吹替で観賞したからか、展開があまりにもそう思わせるからか、はたまたアニメだからか、こんなにもシュールなゾンビ映画を見たことがない。

ゾンビ作品なのだが、緊張感が一切無いのだ。
このテイストはいままで散々量産されてきたゾンビ映画では観たことがない。
そういった意味では非常に新鮮で楽しかった。

「えいっ」って言いながらゾンビを殺していくのはなんとも面白いが、子供っぽくもある。
ゾンビ映画なのに。

たまにはこういう趣向が変わった作品を観てみるのも面白いとは思う。

寄生虫でゾンビ化する珍しいケース

何も珍しいのは作風だけではない。
ゾンビ化と言えば原因不明で、勝手にゾンビがわしゃわしゃ出てくるか、ウイルス感染か、宇宙人によってゾンビ化、なんてのもあるが、寄生虫でゾンビ化するのは珍しい、

逆に言えばこれはゾンビ映画。
もの珍しいのは作風とこの設定くらいで、後はほんわかした終末世界を人々が生き残るのか、というだけである。

以上も以下も無し。



「ほいやっ!  --爺さん」

#鳴海の一人でキネマ
#シティ・オブ・ザ・リビングデッド