128本目 デッドプール/Deadpool

2016年
監督:ティム・ミラー
主演:ライアン・レイノルズ
評価:★★★★

トラブルシューターとして働いていたウェイド。
ある日、末期がんであることを宣告されてしまい、路頭に迷った彼は人体実験に志願する。
そこで傷を治癒する能力を得るが、副作用として全身が爛れたようになってしまう。
更にそれだけではない、彼にはミュータントとしていくつもの力が備わり……。

これは、全世界に贈る愛の物語。



クソ無責任ヒーロー誕生

映画大豊作時代である2016年。
一人のヒーローが映画界に登場した。

名前は『デッドプール』。

死の淵から逃れ、自分を改造した悪人を成敗し、恋人を救うために活躍するヒーローストーリー。

を、次元問わずネタをぶちこみまくり、ケツをこちらに見せるのも厭わず悪人を面白おかしく殺していくようにこねくり回したのがこの映画である。

アクションもネタも底辺だが一級品である。

4次元の壁を超えてくる

作中のキャラクターでありながら、カメラ位置を自分でずらしたり、観客に向けて語りかけてくる。
こんなヒーローはいままで居なかったはずである。

原作のアメコミでもアニメでも共通であり、ゲームですらこちらに話しかけてくる。
それがデッドプールというヒーローなのだ。

それがまた面白さを助長しているのだが、そういった要素が苦手な人は苦手だと思うのでお気をつけを。

後は下ネタとアメリカンジョークがたっぷり。

それがないとむしろデッドプールじゃないから、鳴海としてはあってくれないと困る。



「キャプテン・デッドプールだ。  --ウェイド・ウィルソン」

#鳴海の一人でキネマ
#デッドプール