映画レビュー/概要

139本目 THE JUON 呪怨/The Grudge
2004年
監督:清水崇
主演:サラ・ミシェル・ゲラー
評価:★★★★

その家に入ってしまえば、必ず呪われる。
Jホラー最恐映画が、ハリウッドでリメイク。

その恐怖は、海外でも変わらなかった。
死んでも逃げられない。



海外でもしつこく出てくる心意気

ほぼ焼き直し、という声も多いのは仕方がないと思う。
確かに、ストーリーも登場の仕方もほぼ変わらない。

だが、ビデオ版などを観たことがある人はわかると思うが、伽椰子が情け容赦無く登場するシーンが”増えている”のだ。

更には、日本家屋にする条件を付けたのは日本側。
わかっている。

何故日本家屋にしたのか、という理由さえしっかりわかっていれば、リブート版はあんなことにはならなかったのではないだろうか……。

海外で呪怨を広めるきっかけ

日本でとんでもないホラー映画があるらしいぜ、というのに飛びつくのは『リング』でも御存知の通り、Jホラーというのは全世界的に有名であった。

『呪怨』も例に漏れず海外に噂が飛び、リメイク版が作成されることとなった。

相違点と言えば、
・海外の人があの家を訪れる。
・なんと生存者が居る。(←ここ重要)
・家から飛び出てあちこち呪いまくる。

呪怨は関係各位をどんどん呪っていく作品であったが、リメイク版になったということで頑張ったのか、関係各位を飛び越えて呪いをあちこちに振りまく傾向がある。

そこらへんをもう少し強調しオリジナル性を出せばもっと評価が高かったかもしれない。

生存者がどうなるかは、続編をご覧になっていただければわかるとおりである。



「その呪いに触れると、死ぬまで付き纏われる」

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