116本目 ブレイド3/Blade: Trinity

2004年
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
主演:ウェズリー・スナイプス
評価:★★

人間とヴァンパイアの混血として生まれた黒人青年ブレイド。
日光の下を歩く“Day Walker”と呼ばれ、ヴァンパイアたちから恐れられている。

今度の敵はヴァンパイアの始祖、ドラキュラ。
彼を倒し、ヴァンパイアとの因縁に決着を付けることができるのか。





続編としてダメな要素を詰め込んでいる

映画界において、続編でガッカリする展開になるというのは非常に多い。
一作目が面白ければ尚更そうなりやすい。

ここまでは二作目と同じ記述。
照らし合わせて読んでいただければ一番わかりやすいでしょう。

で、今回のダメなポイントを挙げていくと下記のとおり。

・前作よりも少ないアクション
・新たな敵はあまり魅力が無い
・みんなの好きなキャラクターを大儀無く殺してしまう
・B級映画のような台詞回しの数々
などなど…。

やってはいけない要素のオンパレードである。
やっちまったな!!

物語としてもなんだか

ヴァンパイアの始祖、ドラキュラが復活するというのは、シリーズとして見ても非常に壮大なストーリーに仕上げられそうなものだが、残念ながらそうでもない。

人間とブレイドが対峙するシーンとかどうでもいいんだよ!
ヴァンパイアとドンパチやってるのをもっと見たかったのに、悪役のやることがいちいち姑息。もっと大々的にやってほしいものだ。

ヴァンパイア狩りのための別の集団が居たっていうのも、はいはいそうですかと。
どうせブレイドが居ればいいやってなるし、それだったらウィスラーを……。

何はともあれ、三部作ラストは残念な終わり方を。

MCUとは別でいいから復活しないかな……。



「当然だ、クソ野郎。  --ブレイド」

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