125本目 第9地区/District 9

2009年
監督:ニール・ブロムカンプ
主演:シャールト・コプリー
評価:★★★

地球に難民として移住してきたエイリアンと、その地区に近しい人間達の様子を描く。
まさかまさかのSF作品。




濃厚SFに驚愕

モキュメンタリー方式も織り交ぜつつ、エイリアンが地球に飛来した姿を描く。
とはいえ、『インデペンデンス・デイ』のような侵略ではなく、他の国が移民してこようとするくらいのもの。

だがそこには裏があり……というのがこの作品。

ある意味、現代社会への風刺にもなる描写が多く、エイリアンがまったりと地球で生活するシーンは笑える。
こうしたユーモアを交えつつ、エイリアンが持っているものには手を出すな、という警鐘も鳴らしてくれる。

だから触っちゃダメだって……。

イカスミがトラウマに

運悪くイカスミスパゲッティを食べていた鳴海は、”例の”シーンを観ていて非常にテンションダウン。
二度と、イカスミスパゲッティを食べれない体になってしまったのである……。

というか、黒系ソースを観るとどうしても思い出しますよねw
観たことがある人ならわかってくれるはず。

主人公の顛末を知っているから尚更です。

新世代SFとして、SF映画好きな人にはオススメしたい一作。

ちょっと話は逸れるが

今作で監督を勤めたニール・ブロムカンプが、エイリアン5の制作をするというお話が一時あった。
『プロメテウス』と『エイリアン:コヴェナント』のことを考えると、そっちを観たかった……というのが個人的な意見である。
いや、そういう声は他にも多かった。

うん、観たかったよね。



「家に帰りたい」

#鳴海の一人でキネマ
#第9地区