109本目 オープン・ユア・アイズ/Abre los ojos

1997年
監督:アレハンドロ・アメナバル
主演:ペネロペ・クルス
評価:★★

ストーカーのせいで事故に遭ったイケメンが、なんとか一命をとりとめたもののその後起きる現実か夢かわからない世界で苦悩する様子を描く。





思ったよりシンプルに帰結

「俺ずっと独身でいーし!」って思っていたイケメン(スペインの方では)が、ストーカーのせいで事故に遭う。
手術で徐々に顔は治っていくけれど、どうにもおかしなことばかり起きる(ホラー的な意味じゃなくて)。

そんなこんなで、事件前と違って本当に”人生の意味”というものを見つけていく。

一応、この映画の顛末についてはあまり詮索しない方がいい。
ただ、鳴海程度の頭で「やっぱりこのオチか……」と辿り着くレベルということはここで言っても問題無いだろう。

後に『バニラ・スカイ』というハリウッド版が出て来るが、そちらはトム・クルーズが主演を務めている。
まだ観ていないので一応鑑賞予定ではあるが、そちらを先に観た人が今作を見るとどう思うかは気になるところ。

こういうのは双方観てから判断するのがベストだが、「まー、一回観たらいいや」くらいの評価だったので、勇んで観ようとあまり思えないところ。

ただ、現実か?夢か?と混乱していく流れは映画史で言えば王道ながらも楽しめる展開ではあるので、欠伸をする程面白くない、ということはないのをことわっておく。

ペネロペ・クルスが美人

ストーリーよりもそっちに目が向くのはしょうがないと思うんですよね、うん。



「神様って信じる?  --ヌリア」

#鳴海の一人でキネマ
#オープン・ユア・アイズ