映画レビュー/概要

215本目 トレマーズ2/Tremors 2: Aftershocks
1995年
監督:S.S.ウィルソン
主演:フレッド・ウォード
評価:★★★

グラボイズ事件から7年後。
今度はメキシコ油田にグラボイズが現れる。
前回の事件で生き延びたアールに依頼が入り、グラボイズ狩りへと赴く。

だがそこで、アールは驚愕の事実を目の当たりにする。



ここからレアなシリーズ

今後は劇場作品ではなくなったこともあり、ビデオリリースのみ。
よって、テレビで観る、なんていうことはほぼ無くなってしまう。
一作目はあんなに再放送されていたのに……。

とまぁ、ちょっとした背景はそんなところで。

別に面白くないわけではない

続編の壁というのはどの映画でもあることで、『トレマーズ』の面白さを超えるというのはあまりにも難しかった。

が、今作が面白くないということは決して無い。
前作にも登場した主人公バルの相棒であるアールが、今作の主人公を務める。

パーフェクションからは遠く離れたメキシコで奴らが登場。
今作の目玉は、奴らの幼体が登場するということ。
いかにして繁殖をするのか、というところは勿論のこと、幼体は成長した時と能力が違うという点も見もの。

おとぼけやB級特有の台詞などはまだまだ楽しめる。
爆発と人が襲われるパニックが観たければこれで問題はないが、『ザ・グリード』なみに襲われるわけではないので、あれほどのスケールを堪能したいというとちょっと路線はズレてしまうのだが。

文字通り華々しい最後を飾ってくれるので、観た後の爽快感は非常に高い。

ただ、やっぱりバルも居てほしかった……。




「知らなかったんだからしょうがないだろぉ!!  --バート」

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