映画レビュー/概要

184本目 REC ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇/QUARANTINE 2:TERMINAL
2011年
監督:ジョン・ポーグ
主演:メルセデス・マソーン
評価:★★★

RECのハリウッド版である、REC ザ・クアランティン の続編。
なんと、本家とはまったく違う展開に……。



完コピ作品の続編にも関わらず……

えっ、面白い(困惑)

まったく何も期待できなかったRECハリウッド版の続編。
なんと、舞台は本家では一度も出なかった飛行機。
パンデミックは飛行機から始まり、空港が隔離される、というお話である。

あるようであまりない空港ゾンビパンデミック。
無いこともないけど、こちらの作品はREC感が少し出ている。別にPOVで頑張って撮っているわけでもないのだが、ホラー作品としては間違いなく及第点を取っている。

あまり褒めすぎると期待値が高くなりすぎて、見た人は「普通」というだろう。
問題はそこである。

普通、という感想も出てきそうなところ、こんなにも楽しいと思えるのは、”あの”一作目の続編だからである。
そりゃこんなに饒舌にもなりますわ。

最後の最後まで絶望感たっぷり

本家の設定を要所要所に引き継いでいることもあり、ラストシーンの絶望感は好印象。
隔離された人間たちの末路は、是非とも観賞してみていただきたい。

100円で借りて「まぁ、悪くはなかった」と言ってもいい気分の時は、レンタルしてもいいと思いますよ。
別にハリウッド版の一作目は見なくていいので。

いやもう、本当に。






「すいません。ハンカチあります?」

#鳴海の一人でキネマ
#REC
#映画レビュー