映画レビュー/概要

209本目 デイ・オブ・ザ・デッド2/Day of the Dead 2: Contagium
2005年
監督:ジェームズ・デューデルソン、アナ・クラヴェル
主演:ローリー・バラニャイ
評価:★

かつて軍事基地で、人間の遺伝子が組み替えられ、ゾンビと化してしまう事件が起きた。軍により基地が爆破され、無事事態は収束したかに見えた。
その後、基地の跡に病院が建てられ……。



”死霊のえじき”の正統続編……?

いいえ、違います。(真っ向から否定)

いやいや、鳴海が勝手に言っているわけではないんですよ。
面白くないから否定してるとかじゃないんです。面白くないからって。

死霊のえじき』の続編として世に放たれたわけですけど、その直後だったり過去編だったりとか、そんなストーリーじゃまったくございません。

軍で実験したもののせいでゾンビアウトブレイクが起きるっていうテンプレ。
それもB級臭凄いやつ。
それも前半と後半しかゾンビ映画にならないっていう。

なんじゃらほい!!!

ゾンビ映画としてもイマイチ

”~オブ・ザ・デッド”で当たり作品を探すほうが大変だってものだが、これはタイトルが非常によろしくない。
名作にあやかろうとしたのかなんなのかわからないが、とにかくよくなかった。
ロメロファンに中指立てたのと同じである。

これは比喩でもなんでもなく、やっぱりファンの怒りを買った今作は、その出来栄えも相まって怒り心頭。

観賞して絶対に思う、『死霊のえじき』っぽい要素としてゾンビが喋るから続編でいいじゃんて思ってそのまま売り出しちゃったパターン。

とにかく、続編だと思って観ないでください。

というか、

観なくていいと思う……。





「お前らのせいだぞ!!」

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