映画レビュー/概要

188本目 サマーウォーズ
2013年
監督:細田守
キャスト:神木隆之介
評価:★★★★

数学力は抜群にあるが内気な性格の小磯健二。
憧れの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へと行くことになった。
そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親戚だった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親戚に”ふり”をしていくのだが……。


SFチックな近未来感

上記の通りのストーリーに始まり、近未来感抜群な世界に突入。
主人公が天才的数学力を持っていたがために事件が起きてしまう、という流れ。

主人公の声を神木隆之介が演じる。
この頃から声優として演じる彼のことは非常に好感が持てていたが、後年”あの作品”でも主人公を演じることになり、とんでもないヒットを飛ばすことになるがそれはまた別のお話。

アバターを使ってオンライン上をあちこち行き来したり遊んだりなんだり。
こういう世界には今なってはいませんけど、SNSの発達はこの頃よりとんでもなく進化しているし、Vtuberを見ていると、そういう世界もそう遠くないかもしれない、と思ったり。

夏希先輩の可愛さについては、今更語る必要はあるまい。

なんと言っても家族愛

札幌在中のためこういう姿を見ることはあまりないのですが、田舎で親戚がわいわい集まるのって楽しそうだなーって思ったりします。
こんなに集まる家族って、現代じゃ本当に少なそうなので。

なんと言っても皆さんがぐっとくるのは、ラストへの橋渡しになるお婆ちゃんの下りですよね。本当にずるい。あんなん泣くわ(号泣)。

言葉や態度で伝わってるとか勝手に思いがちですが、本当の気持ちってのは伝えたい時に伝えられなくなることも多いですよね、なんてこの映画を見ていて思います。

普段身近に居る家族なら尚更です。
この映画を見る度に、ちょっと家族でどこかへ旅行にでも行って一緒の時間を過ごしたくなる。そんな気持ちにさせてくれます。観賞をオススメいたします。






「よろしくお願いしまあああああす!!!  --小磯健二」

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