映画レビュー/概要

192本目 コックリさん/분신사바
2004年
監督:アン・ビョンギ
主演:キム・ギュリ
評価:★★★

地方の高校に転校してきて、いじめにあいはじめた女子学生。
その恨みとして、いじめるクラスメイトに呪いをかけるために”こっくりさん”を始める。
こっくりさんの呪いは現実のものとなり、クラスのいじめっ子を一人ずつ殺していく……。



韓国版こっくりさん

”こっくりさん”と言えば、日本で有名な呪いの一種。
アメリカで言えばウィジャ盤が有名である。

こっくりさんを降霊させるためには複数人がボードの中心にコインか何かを置き、そのコインに人差し指を置く。
降霊を行っている最中は指を離してはいけない、みたいなこういったアイテムでは欠かせないルールもいくつかある。
大体こんなところだったはずだが、地域や時代によってそのルールや順番は異なるらしい。

とまぁ、こっくりさんはこういったものだが、それを韓国でやったというお話。
思ったよりはホラーしているので、夏頃に一度観賞してみるのもいいでしょう。
ただ、賛否両論なところはあるので、Jホラーが大好き!とか、アメリカンホラーがいい!という人には合わない可能性も高い。

特段このシーンがいい!というのはあまり多くなく、ストーリーとしても目新しいものがあった、とも言えない。

強いて言うなら、鉛筆でひたすらガリガリと書いているシーンは非常に印象的ではあった。

ホラーでありがちな事件の起因

主軸となるのは、いじめによる仕返しで心霊的なものを利用するというもの。
今作はそれ以外にも村八分にされた生徒のお話があったりと、もう少し発展させていくわけだが、こっくりさんの降霊には概要でお伝えした通りとなる。

日本のこっくりさんでもそうだが、”呪い”というのは人が呼び起こすものがほとんどであり、その呪いによって当人にも危害が及ぶケースも非常多い。

つまり、他人を憎まず、自分も憎まず、の精神が大事ってことですね。
気をつけましょう。

綺麗にまとまったところでレビュー終わりです。





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