映画レビュー/概要

212本目 ミラーズ/Mirrors
2008年
監督:アレクサンドル・アジャ
主演:キーファー・サザーランド
評価:★★★

警備員として働くことになった、元警察官。
そこではかつて大火事があり、死者を多数出した。

仕事を始めてから、周りで奇妙な出来事が起き始め……。



その鏡に触れてはいけない

どうして人は鏡を怖がる?
あの世と繋がっているから?
自分が映っているから?
それとも、後ろに誰か居る気がするから?

ホラー映画では鉄板の”鏡”。
今作はその鏡を大々的に取り上げた映画となっております。

キーファー・サザーランドがホラー作品に出るっていうだけでちょっと興味そそられちゃいますけどね(笑)
悪霊逮捕しそう。

色んなバージョンが存在

最後の最後まで面白みを感じられる良質ホラー。
かと言って、怖がらせるシーンに新鮮味があるかというとそういうわけでもない。

でもやっぱり、鏡の中の自分の姿をした”何か”のせいでとんでもない出来事になってしまうのは面白いですよね。それだけではなく、反射するもの全てが怖くなっていくという恐怖の増幅っぷり。

ホラーは身近に感じるものが取り上げられると、その恐怖をイメージしやすいので、自然と怖がるようにできています。
そこらへんはタイトル通り、しっかり鏡を使って怖がらせようとしているのでタイトル詐欺にはならない。

これまた、真夏の夜にでもひっそりと観賞するにはいいものです。





「鏡だけ綺麗だ。  --ベン」

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