映画レビュー/概要

183本目 REC ザ・クアランティン/QUARANTINE
2008年
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
主演:ジェニファー・カーペンター
評価:★

RECのハリウッド版。
リメイク、と呼んでいるが、これは違う。

完コピと呼ぶのが正しい。


リメイクという名の完コピ

最初から最後まで、まったく同じ映画を作るというのは何の意味があるのだろうか?
原作見たこと無い人多いだろうし、アメリカ版見てハマる人が居れば大ヒットだ、などと思う人が居たのだろうか?
どっちにしろ原作を見れば完コピしていることはまるわかりだし、芸術性も何もあったもんじゃない。

変わったのはキャラクターの名前くらいである。
いっそ清々しいレベル。

お、じゃあ鳴海のレビューも完コピする?

極上のPOVホラー(完コピ版)

スペイン発のPOVホラーだが、これまた非常に楽しめる。
走るゾンビ、POVのドッキリ、暗闇の緊張感、隔離される恐怖、感染の謎。

B級映画のホラーでバラバラになりがちな要素だが、それらが一つにうまく凝縮されたのが今作である。

100円で借りて残念なホラーを観るくらいだったら、RECを見た方がいいという名言もあるくらいである(※鳴海が勝手に言ってるだけ)。

よくあるゾンビものではなく(完コピ版)

POVでのゾンビ映画という時点で中々珍しい。
そこに、感染源が悪魔である、というこれまた珍しい要素が追加される。

それまでは、ドーン・オブ・ザ・デッドよろしくな走るゾンビだが、アパートという普段我々が目にするような舞台で隔離される演出が、現実味を帯びさせる。

単純なゾンビアウトブレイクならば、ゾンビから逃げて終わりなのだが、この映画はそれだけでは終わらせてくれない。
最後の最後まで恐怖が詰めっつめである。

それがまた、続編へと続いていくのだが……。




……比較してみてください。レビューも作品同様にコピペしました。映画の内容はつまりそういうことです。



「何が起きても、必ず脱出する。  --アンジェラ」

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