映画レビュー/概要

242本目 デッド・サイレンス/Dead Silence
2007年
監督:ジェームズ・ワン
出演:ライアン・クワンテン
評価:★★★★

差出人不明の人物から、腹話術人形が送られてきた。
その人形を気にせず外出したところ、妻のリサが何者かに舌を切り落とされ殺されてしまう。

事件の直前に届けられた人形を頼りに、事件の真相を確かめるべく<レイブンズ・フェア>という町へ向かうことになる。

そこで知った忌まわしい過去。

そして、恐ろしい”何か”の正体とは……。



ジェームズ・ワン&リー・ワネルと言えば

ソウ』で有名なお二人が、なんとホラー映画でもタッグを組んで映画製作!
ワネル式(※鳴海が勝手に呼んでいる、ラストのどんでん返しのこと。一線を画するストーリー展開を毎度提供してくれるので、”ワネル式”という言葉を常用するようになった)は健在で、ホラー映画なのにラストシーンで一気に引き込まれる。

それだけじゃない。
他のホラー作品に登場するキャラクター達に引けを取らない”メアリー・ショウ”。
DVDのメニュー画面でもその顔をたっぷりと見せてくれるのだが、怖い。ひたすらに怖い。
そして忘れちゃいけないのが、今作で登場する腹話術用お人形、”ビリー君”。
ホラーアベンジャーズを作るなら、このメアリー・ショウとビリー君を出していただきたい。

息はしてもいいけど、お静かに

『ドント・ブリーズ』という映画がちょっと前にありましたけど、こっちはサイレンスですからね。デッドですからね。
つまり、静かにしないとお命頂戴されちゃうってことです。
まぁ、『ドント・ブリーズ』もお命頂戴!されちゃう映画でしたけど。

ホラー映画らしく、物語は至ってシンプル。
妻を殺した犯人を追って来たのはいいけど、その裏に隠された存在が世にも恐ろしいものであった、ということです。

序盤は普通にサスペンスかな?と思いきや、徐々に恐怖演出が増えていき、海外ホラー特有のドッキリシーンが出てきます。

そして、普段だったら生き残りそうな人も否応なしに殺されていく。
うぅむ、『ソウ』と同様に、容赦ない。

伏線となる部分もしっかりと描写されているので、ラストシーンが非常に爽快。
それまで起きたグロテスクな描写をキレイに洗い流してくれるが如く。

この映画のテーマソングは非常に耳に残りやすく、印象的です。
物語も、キャラクターも、BGMも好評価。これは観るっきゃありません。

そして忘れちゃならないのは、今作があったからこそ、『死霊館』に続いたという点です。
知られているようで知られていない今作よりも『死霊館』の方がやっぱり有名ですが、鳴海としては今作も是非鑑賞いただきたい一作です。
昨今のホラー映画の原点ではないか、と個人的に思うほどです。

洋画ホラー好きの方は、必ずやご鑑賞ください。





「メアリー・ショウにご用心。子のない彼女は人形が好き。夢で彼女に会っても、叫んじゃダメだ。舌を抜かれるぞ」

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