映画レビュー/概要

240本目 ワールド・ウォーZ/World War Z
2013年
監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット
評価:★★★★

フィラデルフィアに住む、元国連のジェリー・レインは、妻と二人の娘を仲良く暮らしていた。
とある日、街へと車で出かけた所、あたりの様子がおかしい。

パニックの中、人を襲う”人”が現れる。
ジェリーは家族を連れて街の脱出を図る。

街が、世界が、”奴ら”によって滅亡の途を辿ろうとしていた……。




ブラピのゾンビと世界旅行記

原作ファンには残念ながら大変不評なこの映画だが、ゾンビ映画好きな鳴海としては、こんなにもゾンビ要素を詰めてくれた映画は中々無いので大絶賛。

逆に言えば、原作が大好きだった場合、評価が多少違った可能性は否めない。

しかし、これから語る要素を考えれば、原作と違っているからこそ楽しめたのではないか、という部分が多いので、やっぱり★は4つにしていたかも。。。

最強の主夫が家族と世界を守る

元国連事務次官だからって、ここまでハイスペックにしなくても……。
と言いたくなるようなくらい超絶スキルの連発。
包帯が巻くのは美味いし、銃の扱いも完璧。”奴ら”の対処もしっかりとやってのけ、最後には世界を救うのである。

まさに物語の主人公と呼ぶに相応しい強さ。
ブラッド・ピットが演じているから、尚更負ける要素が無い。

ある意味、こんなに安心してリピート鑑賞できるゾンビ映画は無いでしょう。

ゾンビと言えば……。

この映画の<ゾンビ映画と言えば>、の要素は下記となる。

・ドッキリ
・飛行機でパンデミック
・重要人物がポカをやらかす
・核攻撃
・家族か、他人か
・感染源がどこかわからない
・アホは生き残れない

ここまでの要素を全て詰め込んでくれたのだから、それだけでも楽しいと思いません?
ロメロ三部作が大好きな方としては、「こんな邪道認めん!」と言わん気持ちはわからなくもないですが、ゾンビに襲われて世界が滅亡してしまうかもしれない、というテンプレを辿る以上、ただ同じストーリーでもしょうがないですからね。

更に、最近のゾンビ映画からも下記の要素を。

・走る
・感染後のゾンビ化が早い

走るゾンビは完全にトラウマなのに、今作のゾンビ化は映画界最速ではないでしょうか。
たったの10秒程でゾンビ化。早すぎる。人類勝てませんわ……。

この絶望感ありつつの、ストーリーの疾走感。ご都合主義と言われても、ブラピの行く末が気になって最後まであっさり観ることができるのだから、いいエンタメだと思います。

あー、ペプシ飲みたくなってきた。





「ワトソン!何個窓を開ければ気が済むんだ! --シャーロック・ホームズ」

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