254本目 インセプション/人の夢に入り込むディカプリオ
映画レビュー/概要
254本目 インセプション/Inception2010年
監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ
評価:★★★
他人の夢の中に入り込み、情報を盗み出すスパイのコブ。
ライバル企業を打倒するプランを考え、チームメンバーと共に実行に移そうとするが、そこには彼も予想しなかった”誤算”が生じた。
果たして、情報を植え付けること”インセプション”はできるのか……。
複雑な物語と言えばやはりクリストファー・ノーラン
ごちゃごちゃするストーリーよりも、シンプルに相手を殴る、撃つ、が好きな人にとっては非常に頭痛で頭がheadecheな作品です。その代わりに、考察大好きなタイプの映画好きにはよだれダラダラな作品。
ちょっとだけ他の人のブログを見てみましたけど、そこまで書く!?!?
って思うくらいぎっっっっっっっっっしり書いてました。
批評というのはそこまでキッチリやるべきだ、という言葉を表しているのか、それとも本当に今作が好きなのか。
ぎっっっっっしり書くよりも、こじんまりとまとめる。
それが、
#鳴海の一人でキネマ
なのです。
↑現実逃避
それにしても
夢の中に入って、宙に浮くとか、壁を歩くとか、少しは現実とは違う場面も見れますけど、突然足が動かなくなるとか、ターミネーターに襲われるとか、貞子に呪われるとか、フレディに身体をバラバラにされるとか、人並な夢を観る人が居ない。どういうことだってばよ。
上のは極端な話で、鳴海寄りな人しか観ないでしょうから省くとしても、もっと生々しい夢とか、トラウマのせいで苦しむとか、そういう類の描写があまり無かったですよね。
あまりリアルにしすぎると全年齢対象にはできないですし、ノーラン作品を鑑賞する上でそういうのを求めているわけではないから、やっぱり無くても良かったのかな?
とは思います。
結局は相手の夢に入り込んで、そこに情報を埋め込むことができるかどうかっていうだけの話ですから。(※だけ、というのは語弊がある。インセプションファンに怒られること間違いなし)
そう考えたら、ホラー版インセプションって『エルム街の悪夢』とかになるんですかね。
基本的にインセプションできるのフレディだけですけど。
究極の二択、コマで悩め
ネタバレを回避した上で話をしますが、観た人がどちらだと思うか、というのは熱い議論の的になるでしょう。それが、コマです。
そうです、あのくるくる回るコマですよ。
どこのシーンとも言いませんが、とにかくコマ。
あれが実際に現実なのか、夢なのか、というのは長時間あるこの映画を何度もリピートして伏線を全て回収していかなければなりません。
その上で障害となるのは、国語の授業でやった古文が生易しくなるほどの固有名詞、長時間座ることによる腰痛など。
これに耐えて全ての回答を導き出せたあなたは、ドミニク・コブだ。
「どうせ夢だ。派手にやろうぜ。 --イームス」
#鳴海の一人でキネマ
#インセプション
#映画レビュー
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