映画レビュー/概要

259本目 トランスフォーマー ロストエイジ/Transformers: Age of Extinction
2014年
監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォルバーグ
評価:★★

あらすじ
シカゴでの戦いから5年。
人類に味方をしていたオートボット達に対して、人類は否定的な考えを持つようになる。

以後、命を狙われるようになるオートボットも増えたため、彼らは身を潜めた。

そんな中、一人の発明家が、オンボロなトラックを見つけ……。

目次
  • キャスト入れ替わりのトランスフォーマー
  • 見応え抜群!



  • キャスト入れ替わりのトランスフォーマー

    前作の『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』にて第一章が終了。
    キャスト(登場人物が)入れ替わりにて新しく始まったトランスフォーマー。

    マーク・ウォルバーグが主演として登場することに関しては何も問題無いんですよ。
    でも、一番言いたいことがあります。

    なんで前作までのキャラについてまったく触れてくれないの!?!?

    あんなに世界救ってくれたキャラじゃないすか!?
    確かに5年の歳月は流れてますけど、それだけを理由にまったく語らないのもどうかと思うんですよ。
    実際、このシリーズはそういう”前作までのキャラを無かったことにしてもいいんじゃないか”節がちらほら見えてきちゃうんです。

    折角長く続いているシリーズなんですから、それくらいは描写した方が根強いファンは増えると思うのですが……。

    そして、散々悪行を働いていも失敗してしまうメガトロンさんですが、今作は出てきません。
    観た人は色々思う所はあると思いますけど、出てはきてませんもんね?ね???

    とりあえず、敵になるのはディセプティコンであることに間違いはないです。
    オートボットとディセプティコンは一生戦い続ける宿命なんですねきっと。

    んで、人間がそれに絡むと良からぬことが起きるのは映画界の法則です。
    今作の場合は会社が悪役と手を組むパターンで、気づいたらディセプティコン用の軍隊が簡単に出来上がり。

    試作機として作られていた”ガルバトロン”という機械を使ってみようとしたら……。

    ほらね。

    法則を思い返してみよう

    ①人間とトランスフォーマーが出会う
    ②歴史が絡んで物語が進む
    ③ディセプティコンが悪巧みを考える
    ④戦う
    爆発する

    この流れも四度目。
    流石に流石に、映画館で観ても新鮮味は特に無いですよね。

    やたら中国がプッシュされていたんですけど、ここらへんから大作映画と中国がやたらと絡みますよね。
    それが別に嫌とかではまったく無いんですけど、これが単にお金の流れとして設定せざるを得ないとかだったら……。

    オトナって悲しい生き物だなぁと。

    そんなこんなで、中国の歴史と深い関わりのある(?)生き物も出てきたりしますし、とりあえずトランスフォーマーらしいエクスプロージョン(爆発)を楽しみたい方はとりあえず観ればいいと思います。





    「君も発明家ならわかるだろ?  --ケイド・イェーガー」

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