映画レビュー/概要

238本目 シャーロック・ホームズ/Sherlock Holmes
2009年
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニー・Jr
評価:★★★★★

1891年、ロンドン。

若い女性が襲われるという事件が連続で起こる。
その犯人を捕まえたのは名探偵、シャーロック・ホームズ。

犯人は死刑となったのだが、なんと墓場から蘇ったという知らせが入る……。


シャーロック・ホームズ、そして相棒であるワトソンの二人に、史上最強の事件が立ちはだかる。



アクション要素強めのシャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズと言えば、コナン・ドイル著の作品に登場する名探偵として有名ですよね。
頭脳明晰で、鹿撃ち帽を被り、パイプを咥えている。
天才ではあるが、変人気質であることも確か。

今作のシャーロック・ホームズはというと、天才であることはそのままに、アクション要素強めとなっており、事件解決までの道のりが実に軽やか。かつ、大胆なアクションも多く観られるので非常にオススメ。

「ミステリはちょっと……」とか、
「シャーロック・ホームズってなんか古いイメージあってとっつきにくい」などの皆様にこそ、観ていただきたい作品ですね。

アイアンマンで一躍有名になった彼が、またもや天才役に

ロバート・ダウニー・Jrと言えば、『アイアンマン』が当たり役として有名になったが、鳴海としてはこの作品こそ、彼の本当の当たり役だと思っている。
※勿論、アイアンマンは彼の代名詞だとも思っている。

というのも、鳴海がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にハマったのは今作を観るよりも更に後になってからだったので、どちらかと言えばシャーロック・ホームズのイメージが強いのだ。

当人曰く、「近年で一番のお気に入りは、シャーロック・ホームズ」とのことだそうで。

最強のコンビに立ちはだかる、最強の事件

鳴海の心を掴んだのは冒頭、ホームズが敵を打ち倒すシーン。
相手をどうやって倒すか思考するシーンをスローで一度見せてくれて、その後に颯爽と実践するという流れ。

ただスローにするだけではなく、局所的にダメージを与える部分を分かりやすく見せるという手法は、さすがのガイ・リッチーと言わざるを得ない。

最初から心を掴まれたのも束の間、ジュード・ロウ扮するワトソンのハマりっぷりと言ったらもう最高。
いつにも増してべた褒めしているんですけど、本当に好きなんですよねこの映画。

ただただアクションをしているわけでもなしに、カット割りや演者の見せ方、カメラワークなども個性的で非常に楽しい。観ていて飽きない。あっという間。

物語については冒頭で説明した通り。
ミステリものなのであまり説明しすぎてもネタバレなので、是非とも鑑賞していただきたい。





「ありがとうワトソン君。  --シャーロック・ホームズ」

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