241本目 シークレット ウインドウ
映画レビュー/概要
241本目 シークレット ウインドウ/Secret Window2004年
監督:デヴィッド・コープ
出演:ジョニー・デップ
評価:★★★
妻との離婚問題によってスランプに陥った有名作家の元に、別の作家が現れる。
「私の作品を盗作しただろう?」
見に覚えのない話に混乱していると、その作家の行動はどんどんエスカレートしていく。
”秘密の窓”には、一体どんな謎が秘められているのか……。
出ました、スティーブン・キング原作映画です
「絶対に何かある」と思わせてしまう、スティーブン・キング原作の映画シリーズ。そのうちの一作が、この『シークレット ウインドウ』です。
小さい頃観ても「(´・ω・`)」な顔をしてしまう内容でしたが、今観ると意外とシンプルな作品でした。
……いや、シンプルとか言いつつも、そこはやっぱりスリラー映画。
最初から色んな伏線が張り巡らされているので、見逃さないようにしなければなりません。
やはり注目は”メンタル”
『ミスト』や『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』などを観ているとわかる通り、原作者の意図を汲むと視聴者の心を攻める作品が出来上がってしまうのはしょうがないこと。むしろ、そういう作りにしてくれないと困る!!というくらい、かの作者の映画に対するプレッシャーは大きい。
今作は、有名作家がどんどん錯乱していってしまうパターン。
ジョニー・デップ扮する、有名作家の元にもうひとりの作家が訪れることによって、主人公の世界は崩れていく。
妻との離婚問題、作品を書けないスランプ、盗作問題……。
それぞれの点と点を繋いでラストシーンへ繋がっていく。
正直な所、そんなにあっと驚くようなエンディングというわけでもないし、『ミスト』ほど精神的苦痛を味わうこともない。
シンプルに、スッとナイフを刺してくる感覚を皆さんで味わいましょう。
「この結末は最高だ。完璧だよ。 --モート・レイニー」
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