映画レビュー/概要

248本目 バイオハザード ディジェネレーション/Resident Evil: Degeneration
2008年
監督:神谷誠
主演:ポール・メルスィエ
評価:★★★★

ラクーンシティの惨劇より生還したレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールド。
二人は、別々の道を歩んでいた。

2005年に飛行場でゾンビアウトブレイクが発生し、偶然にも再開する二人。
忘れたい悪夢が、再び彼らに襲いかかる。



これが欲しかったんですよ!!!

2002年に登場した、実写版『バイオハザード』は原作ファンの中で賛否両論であった。鳴海としてはこの作品は映画史に新たな道を刻んだものとして喜んではいたけど、それと同時にゲーム版も当然好きだから、映画とゲームの板挟みで葛藤し続けた。

そんな葛藤の中、2008年今作が登場し、鳴海の心は満たされることになる。

レオンとクレアが銀幕に

ゾンビアウトブレイクする場所というのは、どんな場所でも起こり得る。
しかし、予算の都合で大抵似たような場所でゾンビ映画が作られてしまうのは、ある意味常識。
ですが、この作品は3DCGで制作されているため、場所なんていくらでも作れるわけです。

今回の舞台は空港。

そこでゾンビアウトブレイクが起こるのですが、再び出会うことになるレオンとクレア。
二人が登場するだけで最高なのに、飛行機墜落シーンからのジェットコースター感と、ファンが喜ぶセリフのオンパレード。

くぅぅう!!!

鍵になるのは原作の設定ばかり

レオン、クレア、ラクーンシティ、G-ウイルス……。
ここまでバイオ2を彷彿とさせる単語だらけで面白くないわけがない。

バイオ4を経たレオンということもあり、アクションシーンはど迫力。
後半は自身がレオンを操作しているときを思い出させるような場面の数々。

ゾンビ映画としてもステレオタイプな場面は忘れずに、しっかりと見せてくれます。
1人称視点になる時は、そこそこ怖がらせてくれますし。

とまぁ、とにかくしゅき。

未見のバイオファンは必須科目ですので、必ず履修するように。





「伏せろ!  --レオン・S・ケネディ」

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