18本目 ソウ/SAW

2004年
監督:ジェームズ・ワン
主演:ケイリー・エルウィス
評価:★★★★

『やぁ鳴海くん。私はゲームがしたい』
ってテープレコーダーからこんな台詞が流れてきたら、生きた心地はしない。




ソリッド・シチュエーション・スリラーといえば



二人の男が、見知らぬ場所に閉じ込められる。
謎を解きながら脱出の方法を探っていく。
だが、最後に解き明かした時に待っていたのは……。

という流れを組む映画は、『SAW』シリーズが出てくる前からもあったはず。
でも、近年ではスリラー映画に代表されるのはこのソウ。
2017年現在では、7本も累計で作品が出ていることを考えれば、いかにこのシリーズがヒットしていたかがわかる。

初めて観た人の中で、エンディングに衝撃を受けた人が多いはず。
この『ソウシリーズ』の良さは、途中まで真実だと思っていたことが最期に逆転するところにある。
そして、その辻褄があった瞬間に、一種の快感が得られる。

このシリーズの特徴としては、『トラップが巧妙・グロいシーンを避けては通れない』など様々。

「もし自分がこの場に居たら?」なんて考えたくもない。
まさに、殺人鬼・ジグソウのように『最前列』で観ているのが丁度いい。

SAWの意味



チェーン『ソウ』・観ているの『ソウ』・ジグ『ソウ』パズルなど、タイトルに込められた意味は非常に多い。
鳴海としては、この映画はまさに『ジグソウパズル』のようで、真実を一つ一つつなぎあわせると、全体像が見えてくる展開には、「この先どうなるんや!?」と目を離せなくなる。

ネタバレできない作品なので、観たことがない人は絶対にネタバレを観ずに映画を鑑賞すること!



「ゲームオーバー。 --???」

#鳴海の一人でキネマ
#ソウ