ゴジラは永遠に……。<シン・ゴジラ>/スペシャルコラム
帰ってきた破壊神
ツイッター版『#鳴海の一人でキネマ』では既にレビュー済の『シン・ゴジラ』。IMAX再上映が決まり(※2016/08/18現在)、抑えきれぬテンションにより皆さんへご紹介するべく、特別にコラムを用意することにいたしました。
「ゴジラを見たことがない」とか、「特撮に興味が無い……」っていう人にも、一度は観ていただくべくお話を進めたいと思いますので、PCの作業をしている方も、スマホ片手に地下鉄で時間潰しをしている方も、是非このコラムをちら見していってください。
惹きつけるものは何か?
まずは、こちらを見ていただきたい。(C)TOHO CO.LTD
http://www.shin-godzilla.jp/index.html
シン・ゴジラ公式サイトより引用
この存在感、禍々しさ。恐竜でも、ただの怪獣でもない。
『ゴジラ』というキャラクターは、1954年に日本で誕生した怪獣の王。
2011.3.11を経験した我々は、災害に対する意識が他国よりも強く、また今後怒ってしまうであろう自然災害に対しても、日本国民はその経験を生かし、人々が手を取り合っていくことだろう。
『シン・ゴジラ』は、<災害が起きたら>ゴジラが現れたら、日本はどう対応するか?というシュミレーションを事細かに再現し、それを映像化したものである。
そこに特撮を知らないと、ゴジラを知らないとついていけなくなるということはまったくない。
今の日本人だからこそ、共感できる部分が多くあり、映画を観ているうちにその世界に入り込んでしまうような物語。
それが、『シン・ゴジラ』である。
これぞ、怪獣の王
人は災害を止めることはできない。ただ、逃げるしかできない。
ゴジラが現れると、自衛隊がどれだけ戦車で砲撃を行っても、動じることはない。
圧倒的。
その言葉に尽きる。
首都に進行していくゴジラを誰も止めることはできない。
映画館でその姿を観ると、一種の恐怖感を覚えた。
これはまるで、テレビで他の地域にて起きている災害を目の当たりにしている時と同じ感覚だった。
都市が焼きつくされ、人々が絶望していく。
そこに光明を見いだせるのか。
それとも、日本は消えてしまうのか……。
1954年に『ゴジラ』を鑑賞した人達は、こういう気持ちだったのだろう、と思わせてくれる。
自分が今、2016年にこの映画を劇場で観られることに感動した。
その気持ちを、是非とも皆さんに味わっていただきたい。
映画鑑賞後の考察に関しては、再度レビューを行います。
このスペシャルコラムは、皆さんに見ていただきたいというメッセージをお送りするためであり、ゴジラに対して最大限の敬意を込めて作成した。
序盤から怒涛の展開が続くため、あまり多くは語ることができない。
その分、初めて観た人は感動を覚えるに違いない。
まだ鑑賞できる。
さぁ、みなさん是非最寄りの劇場へ。
http://www.shin-godzilla.jp/index.html
シン・ゴジラ公式サイトへ
(C)TOHO CO.LTD
「私は好きにした。君らも好きにしろ。 --牧博士」
#鳴海の一人でキネマ
#シン・ゴジラ
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