映画レビュー/概要

45本目 マイティ・ソー ダーク・ワールド/Thor: The Dark World
2013年
監督:アラン・テイラー
主演:クリス・ヘムズワース

あらすじ
アベンジャーズの1件から時が経ち、宇宙の平和を保つために各所で戦いを繰り広げていたソー。
一方で惑星直列の研究をしていたジェーンは、調査中に不思議な空間へと転移してしまう。
そこで、インフィニティ・ストーンの1つであるエーテルを見つけてしまい、彼女と同化してしまう。
ジェーンの異常を発見したソーは、すぐに地球へと向かう。

評価:★★★
思ったより楽しめた『マイティ・ソー』第1作目に引き続き、思ったより楽しめる第2作目。
『アベンジャーズ』に続いての作品、かつインフィニティサーガの中でも重要なポジションに位置することになるのを、2019年になるまで誰も知らなかった……。

めっちゃ面白いとも、面白くないとも言わない続編。


目次
  • インフィニティ・ストーンの1つ
  • ロキはいつでも帰ってくる



  • インフィニティ・ストーンの1つ

    意外と言ってしまっては失礼かもですが、今作はMCU全体において重要な立ち位置となる作品であることが後日判明。
    インフィニティ・ストーンという存在がいかにして真価を発揮するかは、後のアベンジャーズで語られるお話ですがそれはまたのお話に。

    さて、今回の雷神ソーは宇宙の平和を守りつつ、距離的にしばらく別れた彼女のことを遠方で想っているシーンからスタート。
    ビフレストが無くて戻れなかった面倒設定もどこ吹く風で、しっかりと元通りになり気軽に移動できるように。じゃないと、地球戻れないですからね。話が進まない。

    そんな彼がダーク・エルフのせいでヤバい状況に陥り、協力を仰ぐのがなんと彼。
    やっぱり、人気者は違いますなぁ。

    ロキはいつでも帰ってくる

    ダーク・エルフを倒すために宿敵であるロキと手を組むという展開は、ソー&ロキ兄弟が好きな方々にとっては大歓喜な流れだったのではないでしょうか。
    結局また後半では茶番になって、速攻で生き返ってくるロキですけど。何も作中で生き返らなくてもw

    そんな彼との顛末が語られるのはフェーズ3でのお話ですけど、この展開からまさかあんなコメディ調に変化するとは……。恐るべしMCU。

    そんな彼を窮地に立たせたのはダーク・エルフの頭領、マレキス。
    MCU特有の一作だけ登場するヴィランの1人として頑張る彼ですが、彼というより惑星直列の事象による空間転移を用いた戦いについてはかなり見応えがあります。

    こういうところで見られるアクションの楽しさは、やっぱりマイティ・ソーシリーズだからこそだよなぁという月並みな感想で終了します。
    それ以外の人間関係のわちゃわちゃだったり、ソーとジェーンの恋バナについてはそんなにツッコミを入れる程ではないと思ったので。

    あ、でもラストシーンでジェーンとキスしているシーンがクリス・ヘムズワースの奥さんが代役を務めているというお話は素敵だと思いましたね。愛妻家すぎるでしょう。





    「ニューヨークの分よ!  --ジェーン」
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