25本目 ソウ6/SAW 6

2009年
監督:ケヴィン・グルタート
主演:トビン・ベル
評価:★★★

※ネタバレアリ!

真・ホフマン無双!!




追い詰められた末に



どうすんの?って思ったら、ナイフでダイレクトアタック!
そりゃそうするしかないかもしれないけど、そんなに直接的な攻撃手段に出るとはwww
コーヒーかけるのもあり、ペンを使うもあり、手当たり次第使える武器は使え!!

アクションゲームさながらに困難を脱するホフマン。
これ、もしも6の興行収入が良ければ9作目まで作成されたんですよね??
果たして、この展開の先にどうやって7,8,9と繋げていくかは、正直しっかり観たかった。

とまぁ、7以降の話は次のファイナルで語るとして、今回はもう少しホフマンのお話を。

前作において、何故ジグソウと手を組むようになったのかは明らかになった。
復讐相手を殺して終わりかと思いきや、ジグソウに睨まれてゲームを続けることになった。

ゲームを終わらせずに進めていくのには訳があったはず。
その割には余裕が無いし、今回のホフマン無双になってしまう要因を作ってしまった。

ジグソウはこうなることを予想していたと考えるべきだし、恐らくホフマンの力量とどんな行動を移していくかは知っていた。

だからこそ、再度彼にゲームを仕掛け、最後の最後まで逃げられない楔を作り上げた。

それに巻き込まれた人達はたまったものではないが、結局のところジグソウと因果があったため、彼らも逃げることはできない。

よって、ジグソウと関わり何らかの悪事を働いていた人物は容赦なくジグソウのパズルピースとされてしまうのだ。

まぁ、考えてみれば洋画の殺人鬼と関わって生還する人の方が少ないか。
全身火傷を負った夢のなかに出てくる殺人鬼とか、ホッケーマスクの殺人鬼とか。

まだまだ終わらないゲーム



前半とルールがどんどん変わってきて、6までになると犠牲を払うことによって生き延びられる猶予がかなり少なくなった。
しかしながら、鳴海としては6のストーリーとゲームに関しては非常に好印象(※グロいのがいい!とかでは決して無く!私はそういうの苦手だから!!!)

妻子が待っていると思いきや、妹が待っていたというオチはなるほど感嘆しましたからね。
ジグソウがビデオテープを残していたってこともビックリだったけどw

ゲームと同時にジルとホフマンは殺伐とした雰囲気を続け、ついに遺品の中身が明らかになる。
流石ジグソウの選んだ相手というべきか、実行力から決断力まで並外れている。
普通の人ならあんな器具渡されたら動揺するだけで何もできんでしょw

総評は、ソウシリーズとしては楽しめる要素が多く、観ていて納得できるシーンも多い。
終わりを予感させる展開にも文句は無し。ジグソウの死後の中では一番好きです。

ついに終わりが近くなったジグソウのゲーム。
次で、いよいよファイナル。





「すべてを支配した気分だろ?  --ジグソウ」

#鳴海の一人でキネマ
#ソウ