21本目 ソウ4/SAW 4

2007年
監督:ダーレン・リン・バウズマン
主演:トビン・ベル
評価:★★★

※ネタバレアリ!

ソウシリーズ4作目。
ゲームはまだまだ終わらない。

鳴海「ジグソウ死んだのにどうやって展開すんだよ」
??「やぁ鳴海くん。私はゲームがしたい」
鳴海「!?!?」




新たなゲームの幕開け



殺人鬼:ジグソウが死んでもなお続けられる死のゲーム。
警察関係者も、流石に「協力者が必ず居るはずだ……」と言っていることを本気で考え行動をしていく。
今回の主人公は、エリックの同僚警官。
彼の行動が今作の物語を動かしていく鍵となる。
グロテスクなシーンは勿論のこと、恐ろしいゲームも続けて行われる。

だが、1作目から行われていた緻密なゲームに比べ、どことなくただの殺人ゲームになっているあたりが、敢えて演出をしているようで、ゲームのネタが段々無くなってきているようにも感じる。

協力者の正体



ジグソウは居るんだよ!みんなの心のなかに!!

後継者を競っていた面々が次々とゲームを進めていく中、一人心中でにやにやしている男、ホフマン。彼の新作、『真・ホフマン無双』は6作目で。ご期待ください。

彼がどうしてジグソウの跡を継ごうと思ったのかは6まで観れば大体わかる。
ここまで観て、鳴海は一つ確信した。

『ソウシリーズ』は全て観なければ、その断片を観ただけで本当の真実がわからない、と。

物事の見方というのは多面的。
自分で観ている視点が必ず正とは限らないところが面白い。

つまり、1ピースだけで観ると彼が何を考えているのかわからないけれども、全てのピースが集まった時にはその全体像が見えて、その1ピースを象った意味がわかる。

『ソウシリーズ』は、こうしたルールの下に物語が進行していくことが絶対であり、外れてはいけない道でもある。

何が言いたいかというと、

ソウシリーズは全部観ましょう





「私の死で終わると思うか?  --ジグソウ」

#鳴海の一人でキネマ
#ソウ