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映画レビュー/概要

36本目 キャプテン・アメリカ ファーストアベンジャー/Captain America:The First Avenger
2011年
監督:ジョー・ジョンストン
主演:クリス・エヴァンス

あらすじ
1942年。ナチス軍所属、ヨハン・シュミットがノルウェーを侵略。その地で”とあるもの”を手に入れる。一方、入隊志願を行うスティーブ・ロジャースは、何度も断られていたのだが、とある博士がその姿を見てとある実験に誘うその実験により、スティーブ・ロジャースは劇的な変化を遂げることになる……。

評価:★★★
この頃のクリス・エヴァンス、今より若くみえるなぁ(※2022年現在)。
なんてことはさておき、アベンジャーズ最初の兵士がどのようにして生まれたかが語られるヒーローオリジン。この頃には既にアベンジャーズの計画があることを知られており、明らかそれに繋がるための作品なんだなーという印象が一番強かったのを今でも覚えています。

「どうせ繋ぎ」なんてことを言った自分が恥ずかしくなるくらいハマってリピートしたことをここに告白いたします。
彼のひたむきな性格。正義を貫こうとする姿勢、ちょっとお茶目なところ。それぞれの楽しさが合わさって、オススメできる一作でございます。

 
目次
  • 正義の体現
  • ヒドラでもハイドラでもいいよ


  • 正義の体現

    『キャプテン・アメリカ』の能力と言えば、体の治りが早く、人よりちょっと力が強いなど、他のアベンジャーズメンバーに比べると能力が乏しい点が否めない。

    盾を使って相手を倒していく姿にどうしてこんなにも惹かれるものか。クリス・エヴァンスが男から見てもイケメンすぎる、というのはあるかもしれないんですけど、詰まるところ王道的ヒーロー作品であるがゆえに、シンプルな楽しさを味わえるっていうのが一つあると思います。

    悪が居て正義が倒す。

    このシンプルな構図そのものなのが今作であり、スティーブ・ロジャースを”キャプテン・アメリカ”として誕生させた経緯も込みでヒーローの活躍を見られるというのが単純ながらも楽しめるということかなと。後のスーツに比べると原作準拠に近いため、ちょっとダサスーツ寄りではあるものの、それでもアベンジャーズの時のスーツに比べたらまだかっこよくは見えますよね??

    ヒドラでもハイドラでもいいよ

    ナチスの極秘機関であるヒドラ(英語だとハイドラと呼ぶ)の首領、レッドスカル。
    血清を使用したために、名前のとおりレッドスカルになってしまった彼だが、能力はあまり披露されていない。
    強いて言うなら、人よりもちょっと力が強いことくらい?
    キャプテンとの1対1の勝負が2回しかないため、その力を測ることができない。
    ”いつもの”マーベルヴィランのように、存在薄く終わってしまうのがなんとも悲しい。

    朧気な知識しか全然無いんですけど、確かレッドスカルってキャップの宿敵だからかなり活躍していますよね?他のヴィランと馬が合わないっていうのは聞いたことありますけど、もっと彼の活躍が見たかったなぁと。いやしかし、そんな彼をまた違うところで見られるとは……。おっと、それはまた別のお話にて(大分先の話)

    キャプテン・アメリカシリーズは2022年現在3作品ですが、2作目はゲキヤバ。これはガチです。





    「ダンスの約束が……。  --スティーブ・ロジャース」
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