31本目 ディセント/The Descent

2005年
監督:ニール・マーシャル
主演:シャウナ・マクドナルド
評価:★★★

洞窟探検に出かけた女性6人。
落盤によって脱出できなくなるが、真の恐怖はまた別に存在していた……。




化け物に怯え、バケモノに怯える

『バケモンにはバケモンをぶつけんだよ』って名言の話ではなく(いずれこの話は絶対にします)、この映画は閉鎖空間に閉じ込められるだけではない恐怖が沢山存在している。

逃げ場のない場所からの脱出を試みる物語は、自分もまるで息が詰まる様な展開が多い。
『ディセント』の恐怖は、留まることを知らない。

・閉鎖されて逃げられない恐怖
・未知の怪物に襲われる恐怖
・人間が敵となる恐怖

上記3点を巧妙に織り交ぜ、最後まで誰が生き残るのかハラハラしながら見続けることができる。
精神的に追い詰められる一番の要点は、友人すら信用できなくなる点だろう。

それがどこまでおぞましいものかは、是非とも観て感じていただきたい。

鳴海の総評:閉所恐怖症、人間恐怖症の人は鑑賞をオススメできません。





「最高の場所ね!  --サラ」

#鳴海の一人でキネマ
#ディセント