38本目 フィースト3:最終決戦/First The Happy Finish

2009年
監督:ジョン・ギャラガー
主演:ジェニー・ウェイド
評価:★★★

前作に引き続き、しょうもない展開でお送りする『フィーストシリーズ』最終作。
はっきり言って、ここまでくると何も期待をしていなかったが、最後のオチまでの流れで笑ってしまった点が多いため、前作よりはある意味面白い映画に。
だが、他者に勧めるほど”いいもの”だとは思わない……。




どう考えても予測できないエンディング

いつも我々の予測を裏切ろうと必死だった『フィーストシリーズ』の最終戦。
化け物達との闘いもここで終焉を迎える。
いままでの『フィーストシリーズ』は、いわゆる”モンスター・パニック”ものに、予測不可能な展開や『スクリームシリーズ』に代表されるような、”王道”を破壊する展開を軸に物語を進めていた。

今回は、「もういっそぶっ壊れちまおうぜ!」という製作陣の意図なのかどうなのかはわからないが、一周どころか地球を3周半くらいしたオチをつけた。
前作があまりにも面白くなかったせいか、このエンディングはある意味ちょうどいいものであった。

※もっと言うなら、一作目だけで良かったけど。

とまぁ、そのような感じで、鳴海の総評は、「グロあり・汚物あり・笑いありの三重奏」といったところ。
様々に語ろうと思うことが薄っぺらいあたりが、このシリーズの良さであり悪さであるということをみなさんに知っていただくためにも、ここは敢えて何も記載せずにこのまま終わりを迎えよう。

観ようと思う酔狂な人は、絶対にネタバレを見てはいけない





「ウイィーン!!  --???」

#鳴海の一人でキネマ
#フィースト