35本目 マイティ・ソー/Thor

2011年
監督:ケネス・ブラナー
主演:クリス・ヘムズワース
評価:★★★

もはや『アベンジャーズ』を集合させるために作っていく映画なのでは?


http://marvel.disney.co.jp/character/thor.html
(C) 2016 Marvel
マーベル公式サイトより




思った以上にやんちゃしてる

上の画像を観ていただいておわかりの通り、まさに筋肉モリモリのマッチョマンがソーだ。
しかし、この風体とのギャップ萌えを目指したのか、クリス・ヘムズワースは子供っぽい演技をすることになる。
子供っぽいと言っても、5歳児のそれではなく、高校1年生くらいの男子学生が親に反抗する様に近しい。
事実、作中では父親に向かって「老いぼれだ!」とか言っちゃうレベルである。

それが祟って人間界へ行くことになったわけだが、それもまたソーを成長させることになる。

まぁ、結果オーライですな。

異世界であってもマーベル繋がり

『マーベル・シネマティック・ユニバース』を既に3作品ご紹介しているが、この『マイティ・ソー』も漏れなく参加している。
原作でも『アベンジャーズ』設立に携わっているから、居ないと困るわけで。

この異世界主人公が地球にやってくることが、『アベンジャーズ』設立に大きな影響を与える。
というか、ソーよりも弟のロキの方がよっぽど……。

アベンジャーズのためと言わず、コレ単品で観たらどうよ

鳴海「はっはっは。これはアベンジャーズのために急いで作った作品に違いない。だったら、一度観たらもう観ないだろうなぁ」

鑑賞後

鳴海「お、おもろいやんか……」

っていうのが感想です。
アクションもCG面も特に文句を言うことはないし、アスガルドの描写はとても美しかった。
そして、いつもぼやいているマーベルの悪役に関してだが、この『マイティ・ソー』が初出となる『ロキ』は、マーベル界きっての悪役代表となる。
演じている当の本人は、まさかそんな風に思われるようになるとは考えていなかっただろうけどw

事実、海外でも悪役の中で好きなキャラを挙げると、ロキはランキングに顔を出す。
華があるという程ではないが、かわいげがある悪役という、ある種の絶妙な立ち位置に存在する彼だからこそ、長く愛されるキャラクターへと変貌していったに違いない。

ロキの良さは、後に『アベンジャーズ』でも語ることとなる。。。

鳴海の総評:いいじゃん!面白いじゃん!!





「もう一杯!  --ソー」

#鳴海の一人でキネマ
#マイティ・ソー
#マーベル・シネマティック・ユニバース
#アベンジャーズ