32本目 ディセント2

2009年
監督:ジョン・ハリス
主演:シャウナ・マクドナルド
評価:★★★

前作の直後から話はスタート。
再び洞窟に戻っていく流れは、まさにエイリアン2のよう。

『エイリアンシリーズ』以来、もっとも怖いホラーとして有名な『ディセントシリーズ』。
その続編やいかに。




続編として必要なこと

続編に必要なことは、前作の良さを活かしつつ、新たなエッセンスを入れることだと思っています。
まとめると下記のようなもの。(あれ、別のレビューの時に言ったっけ?)

・前作のシナリオを捻じ曲げるような設定を過度に盛り込まない。
→単純に訳がわからなくなる。
・前作のキャラを邪険にしない。
→気に入られたキャラが雑に使われると印象が悪くなる。
・続編でしっかり前作からの進展(ストーリー・キャラの成長・情勢など)を見せる。
→前作との繋がりが深ければ深いほど、みんな好きになった時の中毒性は増す。

など。

ディセントの場合は、前作のキュラもしっかり出てくる上に、物語として重要な立ち位置に居る。
そして、サラは……。(←ここは実に面白いところなので言えません!!)

恐怖の上乗せ

人の恐怖・化け物の恐怖・閉鎖空間の恐怖。
前作でしっかり描いていた部分を2では増加!
まさかの展開を盛り込み、怒涛のエンディングを迎える。
ドキドキハラハラしながらも、最後の展開に驚き、絶望し、安堵感を得る。

この不可思議な感情を持つのは今作ならでは。

これもまた、観ていただくしかないので本当に喋れないw

鳴海の総評:1と続いて一度でいいから観て。





「うああああああ!!!!!  --サラ」

#鳴海の一人でキネマ
#ディセント2