264本目 メン・イン・ブラック3/このシリーズで泣きそうになるとは……。
映画レビュー/概要
264本目 メン・イン・ブラック3/Men in Black III2012年
監督:バリー・ソネンフェルド
主演:トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、ジョシュ・ブローリン
評価:★★★★
月面の秘密施設から、凶悪な宇宙人であるアニマル・ボリスが脱獄した。
MIBとして活動するKとJであったが、ボリスの脱獄により世界が一変。
Kの存在はかき消され、宇宙からボグロダイト星人が地球へ襲撃してきた。
地球と、そして相棒であるKを救うため、時空を越えてJは過去へと旅立つ。
シリーズの中でも一番好きなのは三作目
一作目が大好きであることは当然であり、比較するのも苦しむレベルなんですが、正直言って今作はかなり”推し”な作品です。劇場へ観に行った作品ですが、まさかMIBで泣きそうになるとは思いませんでした。(※一緒に観に行った人が居たので泣くのを堪えたというのが正直なところで、恐らく一人で観に行っていたら泣いてました)
それくらい感動できる作品になっております。
敵役のアニマル・ボリスもかなりいいキャラしています。
過去でも未来でもろくでもない性格をしておきながら、自分の美学を持っている。
ただただ悪いだけでは、みんなから好かれる悪役にはなれないということですね。
ただでさえ好きなSFアクションなのに
鳴海が好きなジャンルといえばSF。SFがなんでそんなに好きかというと、鳴海のスタートが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なので、タイムトラベルのような”現実で有り得そうで有り得ない”という世界が好きなんですよね。
MIBシリーズは全て悪の宇宙人と戦う秘密組織のエージェントを描いております。
それだけでもめちゃめちゃ好きです。
”秘密組織”ってなんでこんなに惹かれるんでしょうね?(笑)
今作ではそこに、なんとタイムトラベルの要素が追加されます。
世界線に纏わるキャラも出てきたりで、これはもうどストライクです。
過去と現在と未来のために戦うというのは、アクション映画では中々無いものですよね。
コメディ系だと使われる要素ではあったりしますけど。
よく題材にされるSFというジャンルにおいて、時を越える、というのは非常に使いやすい。
今作でもその旨味をしっかりと活かした脚本となっております。
Kも本当の意味で引退かな…
トミー・リー・ジョーンズもそろそろ歳。シリーズがもう少し短いスパンで出ていたら、もっとKの活躍を見られたかもしれませんが、そういうわけにもいかなくなってしまいました。
次回作は別の役者にバトンタッチして、MIBシリーズが続いていくわけですが、彼らの功績はきっと作中でも後世に語られることでしょう。
「俺の意見は反対だ。 --アニマル・ボリス」
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