映画レビュー/概要

267本目 マトリックス レボリューションズ/The Matrix Revolutions
2003年
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
主演:キアヌ・リーブス
評価:★★

ベインとネオが意識不明の状態となったが、マトリックス内で存在を確認できない状態に居た。

人類が掃討されるまで残り時間が少ない中、ネオは世界の命運を限るプログラムと邂逅する。
そして、いよいよ宿敵との最終対決を果たすことに……。



マトリックスシリーズ最終作

スピンオフアニメやゲームなども作られたマトリックスシリーズもいよいよラスト。
人類の救世主として崇められたネオと、稀代の悪役エージェント・スミスの因縁の対決がようやく終わりを迎える。

一作目の『マトリックス』では想像を絶する世界を繰り広げ、二作目の『マトリックス リローデッド』では高速道路の活用方法を教えてくれた。

そして第三作目の今作では、三作目にして期待しすぎたSFアクション映画がどんな末路を辿るのかというのを見せてくれた。

その結果は、なんてこったい……。

見どころはザイオンのみ

人類と機械の戦争で、ミフネ船長の生き様だけが唯一の見どころだと鳴海は思いましたが、皆さんはどうでしょう?
最後の戦い、熱くなりましたか?

あまり観ない私ですら、とある作品に既視感を覚えたんですよね。

日本で有名な、

野沢雅子さんの声のキャラが沢山出る、

今対戦格闘ゲームとしてホットなあれです。

『ドラゴンボール』

そっくりじゃないですか??
有識者の方に観ていただいた方が早いかもしれませんけど、戦いで言えば一作目が一番好きなので、どうにも最終決戦で燃えることができなかったんですよね。

せめて、前作の高速道路くらいテンションが上がれば……。



この爺さん何が言いたいんや??

ネオに説明をなんちゃらかんちゃらする爺さんが出てきますけど、なるほど、わからん。

マトリックスという世界観を考えれば、複雑な言葉とか設定が出てくるのはむしろ大歓迎なんですけど、それにしてもわかりにくいってレベルじゃない。

というか、説明しているアンタも悪役なんでは??と思うくらい。

折角楽しかった一作目があっての続編だったんですけど、結局最後の最後まで悪役はエージェント・スミスだけだし。

それでもいいんですけど、もっと活かして終わらせて欲しかったですよね。

好きな悪役だけに、残念です。





「アンダーソン君、また会えて嬉しいよ。  --エージェントスミス」

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