映画レビュー/概要

274本目 ジュマンジ/Jumanji
1995年
監督:ジョー・ジョンストン
主演:ロビン・ウィリアムズ
評価:★★★★★

少年、アラン・パリッシュと少女、サラ・ウィットルの二人が、アランの家で彼が見つけたボードゲームを始める。
始めはただのボードゲームかと思ったが、駒を進める度に”とんでもないこと”が起きる。

アランがボードゲームの世界に引きずり込まれ、恐怖したサラは逃げ出してしまう。

それから26年後、別の子ども達がゲームを始めてしまい……。




Youtubeムービー 公式チャンネルより

子どもが観ても大人が観ても

”みんなの思い出”の代名詞である今作。
今更鳴海がどうこう言うのもおこがましい。

子どもが観ると、現実世界がファンタジー世界へ引き込まれるし、大人が観るとパニック映画に早変わり。

こういう、映画を観ている人が受ける感想が世代によって異なるファンタジーは最高ですよね。

二重にも三重にも楽しめる

アランとサラ側の視点で観ても、ジュディとピーターの視点で観ても面白い。

さっきから面白いしか言ってないけど、面白い。

参った、面白いとか楽しいしか出てこないじゃないかこの映画!!!

強いて言うなら、クリスマス時期に観ても時期ものとしての楽しみ方ができるっていうことくらいです!!!



ゴリ押ししているだけじゃないか腰抜けめ!!

3時間あれこれ考えていても、ブログで書き留めておこうとする内容がまったく浮かばない。
めちゃめちゃ印象の薄い映画であれば、140文字のツイートすら多いくらいなのに、今作で言えば論文を書き上げる勢いで書き綴ると思っていた。

だが、それが浮かんでこない。
では、ここまでどうして何も浮かばないのかを考えてみました。

ヴァン・ベルトに追いかけられているアラン、動物の暴走で本棚が崩壊、次から次へと出てくる奇々怪々なもの。
どのシーンを考えても楽しい、面白い、愉快。

そう、結局はどのシーンも心を存分に満たしてくれる最高の映画なんです。

例えばあなたがコーラを好きな人だったとしましょう。
毎日コーラを飲む。
そのコーラのことをどれだけおいしいか饒舌に語ることは決して無い。

だって、コーラが美味しいから

そう、この映画を例えるなら『子どもが飲めば美味しいフルーツオレ、大人が飲めばカシスソーダ』。
おかしい、何故か安っぽい表現になった。

本当なら50年もののワインくらいのお上品っぽい言葉で飾ろうとしたのに。



最後に一つ。
この映画にとって蛇足となるのは、この記事自身です。





「逃げるな腰抜けめ!  --ヴァン・ベルト」

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