【水曜どうでしょう/レビュー】第3夜 激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 │ どうでしょう車旅の原型
DVDレビュー/概要
第3夜 激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅放映日:1996年12月4日
オススメ:☆☆☆
あらすじ
目次
車で移動がデフォルトに
知らせず勝手に連れて行く
オススメ:☆☆☆
あらすじ
サイコロの旅で痔であることをカミングアウトした大泉洋。
温泉に行きたいということとその事実をうまいことをかけ合わせたディレクターと鈴井貴之は、大泉の痔を治すということを建前に温泉巡りをスタートするのだが……。
※注釈
映画レビューではなく、バラエティ番組レビュー(というか思い出を巡る記事)になります。
個人的オススメをゆるく紹介&記載しますので、知っている方は確かにそれ面白いよねとか、知らない方はそんな企画なんだ、と知っていただければ幸いです。
※DVDパッケージより引用
車で移動がデフォルトに
温泉に行きたい、そしてサイコロの旅で大泉洋が痔である、ということをダジャレでかけ合わせたこの企画。
本当にゆっくり温泉に入れれば楽しい旅になったかもしれないですが、そこがまた水曜どうでしょう。
行けども行けどもまともな温泉にたどり着かず、特にひどかったのは99%海の状態である温泉に入れられる。
この頃は拒否権も無いし(今でもそんなに無いけどw)、バラエティ番組好きの大学生としては飛び込むしかなかったんでしょう。
前回の企画でも同様ですが、4人で車を走らせあちらこちらに行くというのが見た目としてデフォルト化していく走りなのはこの企画からじゃないかなーと思います。
後にオーストラリアやカントリーサイン等で嫌という程車内でのトークを聞かされるようになりますが、今作ではまだ少しよそよそしく話をする4名が車中のトークでほとんど繋げていく構成は現在のどうでしょうそのもの。
低予算だからこその絵なのですが、何故か気軽に見られる。
それこそがどうでしょうの良さと緩さかなと鳴海は思っております。
知らせず勝手に連れて行く
以後、拉致という言葉であちらこちらに飛ばされる大泉さんですが、今作では北海道を出るということも知らされずに青森へ。
八甲田山なんて夜に絶対行きたくないにも関わらず、言われるがままに運転をしなければならないという可哀想な始末。
サイコロからもそうですが、大泉洋には行く場所等知らせずあちらこちらへ連れて行く、というのはここまでの時点で確立されており、闘痔の旅のラストに挿入されているサイコロ2の導入に関しては完全に騙し。
大泉洋さんの苦労はまだまだ始まったばかりなのでした。
「だからアタシテレビって嫌い! --大泉洋」
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