映画レビュー/概要

748本目 フィアー・ストリート Part1:1994/Fear Street Part One: 1994
2021年
監督:リー・ジャニアク
主演:キアナ・マデイラ
評価:★★★

あらすじ
1994年。
シャディサイドという町で殺人事件が起きる。
その町では、昔から殺人事件が多発しており、”殺人鬼の町”と呼ばれていた。

だが、その町の裏側に、恐ろしい存在が隠れていた……。



目次
  • 3部作に渡る因縁の町
  • 彼らはどうして現れたのか?



  • 3部作に渡る因縁の町

    昨今、シリーズとしてホラー作品はごまんと出ておりますが、フィアー・ストリートは3部作前提で作られました。
    こういうネトフリオリジナルでいいところは、一気に作ってしまえば公開しないという選択肢が無くなるところですよね。シーズンで別れちゃうと中途半端になる可能性はありますけど、一気に作っちゃえば別に無問題。

    伏線の散りばめ方とその回収の仕方が最終作までできっちりとされているため、この手のティーン向けホラー作品としては謎解き的要素も楽しめるため、観ていて「なるほど!」と思わされるシーンが多いです。
    というのも3作目を鑑賞するまでずっとになるため、1作品目だけで終わってしまうのは非常に惜しい気がします。

    彼らはどうして現れたのか?

    殺人鬼の町、というだけに殺人鬼が出てくるんですけど、このシリーズの面白いところは、殺人鬼が一人だけではないところ。
    そしてその殺人鬼も多様性ありありなので、そのバックグラウンド含めて楽しめちゃいます。

    ただ怖い殺人鬼というだけではなく、どうしてその人物は殺人鬼になったのか?がキーになってくるので、そこも含めて是非御覧ください。

    あ、ちなみに登場人物達はこういうホラー系作品にあるあるな登場人物一覧をマニュアル通りに出した、みたいな感じなのでそこらへんの奇抜さは特に無いです。
    逆に変な挑戦をしなかった、と考えたら間違いなくいい配置な気がします。





    「絶対に死なせない。 --ディーナ」
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